一言談話室

使用方法は「一言談話室・使用方法」の記事を参照してください。 ここの少し下にある「カテゴリー」から探すのが簡単です。

カテゴリー


FC2ブログランキングに参加中です。


プロフィール

Author:泡雲法師


募金


FC2投票


ブログ全記事表示


過去ログ


最近のコメント


最近の記事


最近のトラックバック


リンク


 ウソを吐くのを勧めるのは気が引けるのですが、あえて言います。
 「世論調査でウソ吐きませんか?」
 自民党の支持率が急落しています。
 今のままでは選挙をしても勝てないので、いつまで経っても自民党は解散をしないでしょう。
 そしてこのままズルズルと政治が停滞したまま…
 このままだと手遅れになるような気がしませんか?
 もちろん選挙をしたからといって、それで即全てが解決するわけではないでしょうけど、現在の「郵政選挙で得ただけの信任をいまだに悪用している」ような状態は正常とは言えないでしょう。
 そこで民意を問うために解散をして欲しいのですが、支持率低迷で解散は延期…
 だからこそ、ここであえて言うんです。
 「世論調査でウソ吐きませんか?」
 見せかけだけでいいんです。
 世論調査の時「自民党を支持します」って言いませんか?
 そうやって支持率をとりあえず上げたように見せかけて解散させませんか?
 さすがにこのままだとマズイと思うんです。

 さて、現時点での言い分はこの辺にしておいて、世論調査に関してもう少し踏み込みましょう。
 そもそも世論調査って何のためにやってるんでしょうか?
 まぁ色々と理由はあるのでしょうけど…
 衆議院の決定は参議院の決定よりも優先されていますが、それは唯一つ「衆議院は解散があり民意が反映されているから」という一点の理由によってです。
 ところが、現状は世論無視。
 全く民意が反映されていません。
 そんな所に世論調査。
 支持率急落。
 解散しない→民意無視です。
 衆議院の優先の根拠が踏みにじられています。
 これでは「衆議院が民意を反映している」のではなく「自分たちの都合の良い民意の時に衆議院が解散される」という逆転現象が生じてしまいます。
 そしてその「政治に都合のいいタイミングを見計らうために世論調査が利用される」わけです。
 本来なら世論調査は、政治が暴走しないように選挙が無くても民意を反映させるための圧力になるべき、なんです。
 つまり「世論調査=国民主導の政治活動」なはずです。
 しかし現在は「世論調査=政治家の都合のいいタイミングを測る道具」になっています。
 民のためのものが政治のための道具に成り果てているんです。
 こうなると世論調査など害悪以外の何物でもありません。
 以前の55年体勢の時ならば、現状の世論調査でも効果があったのでしょう。
 選挙をやっても「自民党が単独過半数を取る事」を前提に、世論調査です。
 世論調査で悪い結果が出れば党内で擬似政権交代を行ったり、今行っている政治を変更したりしていたわけです。
 それらは全て「国民が自民党に白紙委任状を渡している」ような状態だからこそ、成り立っていたわけです。
 自民党は選挙を経ずして民意を知り、それによって多少なりとも国民を意識していたわけです。
 しかし時代は変わりました。
 自民党の一党独裁体制は崩れ、政権交代も視野に入っています。
 また、以前ならば「何でもいいから自民に任せた」という自民党という名前任せだったのに対し、昨今はマニフェスト選挙というような、政治の内容を問う形になってきました。
 今までは「お前なら大丈夫そうだ」と人間で判断しその人物に全て任せる、という政治スタイルでした。
 しかしマニフェスト選挙では人間個人ではなく、具体的な政策一つ一つを我々国民が選んでいく、という政治スタイルなわけです。
 自動車の運転のような言い方をすれば今までは「オートマ政治」でした。
 これからは「マニュアル政治」なわけです。
 自分達で一つ一つ選んでいかなくてはいけないのです。
 責任重大です。
 そして、政治のやり方が変わっている以上、それに間接的に作用する世論調査も当然やり方を変えるべきなのです。
 今までのような「支持政党はどこですか?」という調査は「オートマ時代」のやり方なのです。
 「マニュアル時代」の世論調査ならばそれぞれの政策に対して具体的に訊くべきなのです。
 例えば「定額給付金を支持しますか?」というように。
 マニュアル時代はオートマ時代よりも複雑なのですから、世論調査も複雑になるはずなんです。
 もっと言えば国民の中には「自民党は支持するけれど、定額給付金はダメだろ」とか逆に「自民党は嫌いだけど、定額給付金は正しい」という人たちもいるはずです。
 世論の方でも「支持政党と政策」にねじれ評価が生じてきているわけです。
 こうなってくると全ての基準が変わってきます。
 いままでは「どの政党に任せるか」という一点だけでしたが、今後は細かくなるでしょう。
 例えば支持政党はどういう基準で決めるかというのは、それぞれの政党の体質や目指している社会のイメージになるでしょう。
 自民党ならば官僚寄りっぽいとか、社民党や共産党は労働者寄りっぽいなど。
 そしてその基本的な指示とは別に政策の対する評価が出るわけです。
 社会の現状がこうだから、今はこの政策で行く、というような判断になるはずです。
 とすると「普段は自民党支持だけど、今回は民主党の政策が適切だろう」とか、そういう判断が出来るわけです。
 例え同じ政策であったとしても、党の体質によってやり方が変わってくるという事も考えられます。
 同じ「財政再建路線」という政策になっていても、自民党の場合は税収を増やす事を第一に、民主党なら支出を削減する事を第一に、というように方法論が変わってくるわけです。
 そうなれば、わかりやすい判断が出来ますよね。
 ちょっと分かりやすい例を作ってみましょうか。
 「財政再建路線」と「福祉重視路線」というのがあったとします。
 単純に考えれば、この二つは対立しますよね。
 財政を再建するためには福祉は削らざるをえない。
 福祉を重視すれば支出が増えるので財政が悪化する。
 実際にはもうちょっと複雑だと思いますが、今回は単純化しますね。
 で、この二つにそれぞれの政党を当てはめてみましょう。
 なお、この当てはめはあくまでも私個人の各政党に対するイメージです。
 「財政再建路線」…自民党・民主党
 「福祉重視路線」…社民党・共産党
 まずこういう風に分かれます。
 そこからさらに、
 自民党…増税路線
 民主党…節約路線
 社民党…増税路線
 共産党…節約路線
 と分かれます。
 二つを組み合わせると、
 自民党…財政再建増税路線
 民主党…財政再建節約路線
 社民党…福祉重視増税路線
 共産党…福祉重視節約路線
 となります。
 ちょっとそれぞれの政党の個性が出てきたでしょう?
 さらに分かりやすくするために具体的に書けば、
 自民党…財政再建をするためには増税をするが、福祉は削らない
 民主党…財政再建をするための増税はしない、代わりに福祉を削る
 社民党…福祉を重視するために、増税をしそれを全部福祉に回す
 共産党…赤字国債を出してでも増税を回避し、それを全部福祉に回す
 これを国民側の目線で書くと、
 自民党…財布の中は厳しくなるが、福祉は現状維持、国の将来も大丈夫
 民主党…財布の中は今まで通りだが、福祉のレベルは低下、国の将来も大丈夫
 社民党…財布の中は厳しくなるが、その分福祉は手厚くなる、国の将来は不安
 共産党…財布の中は今まで通りで福祉も手厚くなるが、国の将来は超不安
 あくまでも私の個人的な政党に対するイメージですので正確さには欠けるでしょうけど、それぞれの党の違いは鮮明になったと思いませんか?
 政党に対するイメージが違うと思ったら、政党名と政策イメージを組み替えて、ご自身のイメージに合う形に直していただければわかりやすいのではないでしょうか。
 しかし、現実には各政党の中でも意見が違ってしまっています。
 自民党内に「上げ潮派」と「増税派」がいるのがいい例です。
 そうなるともはや「支持政党はどこですか?」という問いがそもそも的外れなわけです。
 去年末、麻生内閣は小泉路線を捨てました。
 緊急事態とはいえ、酷い話です。
 こういう時こそ解散して民意を問うべきなのですが、支持率が低いからやりません。
 そこで世論調査の圧力が機能すべきなのですが、世論調査も的外れ。
 本来なら政党の体質が変わってしまってはマニフェスト政治でも何でもなく、政権交代の意味すらなくなってしまいます。
 もし現時点での有効な世論調査があるとすれば「あなたは小泉路線と麻生路線、どちらを支持しますか?」となるはずです。
 それを踏まえるならば「麻生内閣は支持しないけど、自民党は支持する」という世論調査が出てもいいはず。
 ただ、訊く方も答える方もそこまで意識していないでしょう。
 世論調査は形骸化してしまっています。
 また、小泉路線=自民党路線ではないという所も混乱に拍車をかけています。
 政治スタイルが変わってきているのに、そこに影響を与える世論調査がそのスタイルに付いて行けていない。
 その結果、間違ったスタイルの世論調査が、変わり始めた政治に変な影響を与えてしまい、わけのわからない政治状態を作り出すのに一役買ってしまっています。
 世論調査だって、そもそもは「選挙が無くても民意を政治に反映させたい」というマスコミの「善意」によって行われていたのでしょうけど、その「善意」も方法が間違っていれば「余計なお世話」になってしまいます。
 中国のことわざだったでしょうか、「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉があるそうです。
 現在日本の社会は「世論調査という善意」によって地獄へ導かれているのかもしれません。
 マスコミも「いつも通りの世論調査スタイルでいいだろ」と怠慢にならず、今の政治スタイルにあった「世論調査のスタイル」を確立すべきでしょう。
 私案ですが例えば、
 ・現内閣を支持しますか?
 ・政策を支持しますか?(個別の政策ごとに)
 ・重視して欲しいのは何ですか?(財政再建、景気回復、福祉など細かく)
 この三種で具体的で細かい民意が分かるのではないでしょうか。
 ここで一つ注意点があるのは「支持政党はどこですか?」と訊いてはいけないという点です。
 政権交代が可能な政治スタイルにおいて「支持政党はどこですか?」と訊くのは、圧倒的に与党優位の状態を作り出したり、与党よりのタイミングで解散されるという不公平を生み出します。
 別の言い方をすれば「マスコミが無意識の内に与党に手を貸している」事になります。
 与党側に有利な判断材料を提供しているわけですからね。
 報道における「政治的公平さ」に欠けるのではないでしょうか。
 この状態がさらに突き進めば支持率を上げるために選挙直前に限って大衆迎合な政策を出したりするでしょう。(既にもう始めてますけど…)
 その状態の行き着く先は「衆愚政治」です。
 滅びの道です。
 世論調査において支持政党を訊かずに内閣を支持するかどうかだけを訊くというやり方なら、政党内に「党は見捨てられて無いかもしれないが、あの内閣はダメだ」という空気を作る事で、与党内における党首の交代を促す事もあるでしょうし、その結果選挙という手間を経ずに内閣を変える事ができたり、本当にその政党が見捨てられていたとしても、党の政党はその事に気付き辛いので、現状よりは解散をさせ易くなります。
 逆に「党はダメだけどあの人なら良い」というような状況も作りやすいです。
 当の総理も世論調査が具体的になれば、今現在国民が何に困っているのかが良くわかるので、善政への道しるべにもなるでしょう。

 ここ数年で政治を取り巻く環境は変わり始めました。
 それに伴って政治に影響を与える世論調査もその体質を変える必要があるでしょうし、また、それに答え、そして投票する我々国民も一人一人意識を変えて行く必要がありそうです。
 各政党の体質やそれぞれの出す政策から、それぞれを選んだ時にどんな社会になるのかをイメージできるようにしておく必要があるでしょう。
 もちろん、政党の側もその辺りを分かりやすく整理し、各党内の議員で主張が同じでなければいけません。
 今までのような、その時々に態度が変わるカメレオン体質は許されないでしょうね。
FC2 Blog Ranking←一理あるな、と思ったらクリックしてね。

コメント

 サキさんへ。
 ヤフーでもやってましたか。
 毎日新聞の方は選挙前の一時期に期間限定でやっていたようなのですが…
 設問の数を増やし、どの政策に同意するかで自分に近い政党をキチンと探せるようになると良いのですが現実には…
 そもそも主義主張の全く違う人間が一緒の党にいるような状態ですから、どうにもならない。
 各党共に自分たちの基本理念をキチンと掲げて、党所属議員の理念を統一してくれないと、このチャート式のシステムは機能しませんからねぇ。
 困ったもんです。

 チャート式のは、確か、「ヤフー政治」というところでやってると思います。
…多分ヤフーだったと思うんですが…

確か、保守とワールドワイドのX軸と、鷹派鳩派のY軸があったと思います。

 私はエライどノーマルな結果でなんとも言えない気分になりました…
 自分では革新派だと思ってたのですが(苦笑)
 微妙に革新の枠に入っているのかな程度で(笑)

 民主に近かったかな?確か…
 自民とも大して変わらない位置でした(苦笑)
 イマイチデータが足りないような…

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

 サキさんへ。
 名前変えるのは一見分かりやすくなりそうですが、実際にやったら大変ですよ。
 論点は財政再建だけではないですからねぇ。
 例えば「財政再建増税、低福祉、派遣労働維持、経済成長優先、企業の国際競争力重視、金持ち優遇、日米同盟重視、少子化対策後回し…政党(自民)」なんて並んでいたら、かえってわけがわからなくなりそうです(笑)
 新聞が各政策を色分けしたり、チャート式のようにしてくれると分かりやすいですよね。
 チャート式の性格分析ゲームみたいに、いくつもの設問を用意し、○ならAへ×ならBへ…みたいにやっていって、最終的に「あなたの理想は○○党に近いです」とやってくれるとわかりやすいのですが…そういえば以前の選挙でそういうようなものを毎日新聞がネット上でやっていたような気がします。

 ろっしさんへ。
 業界よりの政治スタイルっていつまで続くんでしょうね?
 道路族みたいに利益誘導出来るので選挙で強い、というような議員はまだまだたくさんいるでしょうけど、最近はそういう風潮が弱まっているような気がします。
 そういう力の強い一部有力議員とその2世3世議員は残ってしまうでしょうが、そういう人も徐々に減っていくのではないでしょうか?
 それはともかく、民主党にとっては政権を取った後の方が重要ですよね。
 ここで政権交代した後「政権担当能力がある」事を証明しないと、また自民独裁体制に逆戻りです。
 細川内閣の頃の悪夢が再びやってきそうです。
 あの頃も「日本が変わる」という期待は大きかったのですが、その分失望も大きかったような気が…
 次の選挙・選挙後の政治・次の次の選挙までは、この国の将来がかかった重大な時期でしょうね。

 確かにズレていますよね。支持「政党」を聞かれても本当に困ります。支持か不支持かと言うのであれば答えられますが、どれ?と聞かれると、

「どうしてもこの中から選ばないとダメ?」

 と、聞き返したくなります(笑)

 私はどれがどれだか全く分からない、全く全く分からない国民の部類ですので、本当にそう言う「この政策は支持か不支持か?」という聞き方をして欲しいですね。

 まあ、ほとんどの国民が不支持だと言うかの政策もやるらしいのかな?ある意味スゲー内閣ですが…

 あるいは、もう、「自民」とか「民主」とかいう名前は「サブネーム」ということで、もう最初から「財政再建?増税党(自民)」とかいう呼び方を皆でしましょうよ。

発想

 発想は面白いですね、世論調査に対するご指摘・ご見解は、正しいように思います。

 自民、民主クラスだと、自組織の調査結果を重視します。マスコミより精度が上でしょう。次に、議員を選ぶのは、党のマニュフェストだけではありません。国のために仕事をしてもらうのですが、自分の選挙区への利益誘導、顔。こういう要素も重要です。業界関係者ならすぐ解かります。行政・経済界に対して顔が利く政治家は、心強いですからね。知事を始め、地方議員の声も影響してるんですね。自民党は、内閣・党・個人のどれを全面に出して戦うのか面白そうな選挙です。恐らく、党を全面に出すと選挙では、不利でしょう。麻生首相だと地域によりプラスに働くでしょう。ある程度の有力議員なら自分の顔やコネクション、実績勝負でしょう。必然的に小泉チルドレンは、厳しい戦いになる事が、予想されます。

 次の政権党は、消費税・年金制度・社会福祉の目指す方向(中福祉か高福祉か)などを国民投票で決めてほしい物です。選挙でも良いのですが、日本政治の30年スパンで最大の転換期・重要制度ですから。

 次の次の衆議院選挙が、一番、重要です。今回は、棚からぼた餅民主党。これだけ、一党独裁が続いた政党は先進国でないし、いつかは、破れる訳ですから。こんな一回の勝利で浮つくようでは、次の選挙で負けるでしょう。二大政党を定着させる上でも、政権獲得後が大切ですね。飽きやすい国民性ですから。 

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://monokotobibouroku.blog90.fc2.com/tb.php/499-a54b9bce


Powered by FC2 Blog