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 北京オリンピック、開会式と閉会式で合計100億円を投じて派手な演出をし「中国は一流国家だ」とアピールしたようですが、その矢先にアメリカ人旅行者が中国人に殺されるという事件が発生。
 ここ最近、チベットやウイグル関係のテロ行動が目立ち始め、記者は武装警察に暴行を受けました。
 開幕直前には中国国内での毒ギョーザ中毒が発覚していますし、オリンピック出場選手の中には最終調整を日本で行う人たちまで現れる始末。
 ポータルサイトで五輪関連のニュースを検索すると、良いニュースと悪いニュースが半々ぐらいで出てきます。
 また、報道などでは北京で売られている飲料水や食品に疑惑がある、といったようなものまであります。
 テロリストや反政府運動家たちは世界の注目が集まっている今だからこそ、積極的に行動して中国の現状を国際社会に訴えようとしているのでしょう。
 飲料水や食品などを偽装する人たちは、海外からの旅行者が大量に来るからこそ、ここが稼ぎ時とばかりに暗躍しているのでしょう。
 中国政府は警備を厳重にし、取り締まりを強化しているようですが、その結果が記者への暴行事件。

 中国政府としては北京オリンピックを機に、一流国家である事を証明したかったのでしょうが、オリンピックを開催する事で逆に綻びが目立つような結果になってしまっているような気がします。
 せっかく注目が集まっているのに、その注目が仇となり、中国がまだまだ一流とは言えない状況だという事を宣伝してしまう結果に終わるのではないでしょうか。

 殺人事件は一件だけなら「たまたま運悪く起きた」で済みますが、容疑者が自殺してしまっているため原因が不明。
 この原因がもし日本の秋葉原の殺傷事件のように社会的な背景を無視できないような物だとしたら、今後オリンピック期間中に続発するかもしれません。
 海外の選手達のコンディションは万全な状態にできるでしょうが、オリンピックを見に来た多数の一般人が何を口にするかは管理できないでしょうから、その中から食中毒の患者が出る恐れもあります。
 世界中から人が来て中国の良さをアピールするつもりが、世界中に中国の悪評を撒いてしまう事になるかもしれません。

 今回のオリンピックでは応援の仕方にも色々と規制が加わっているとか。
 その理由の中には中国人自身が暴走する恐れがあるから、といったような理由も含まれているようです。
 物々しい警戒。
 あちこちで起きるデモ。
 これが本当に平和の祭典であるオリンピックの姿なのでしょうか。
 今までの状況を見る限りでは中国オリンピックを開催するのは早かったのでは、という思いが残ります。
 逆にオリンピックを機に一気に中国国内で意識変革が起きて、名実共に一流国になる可能性もありますが、ここ数年の中国の好景気はオリンピックを行うための公共事業によるところが大きく、オリンピック閉会後は経済が急激に冷え込む可能性もあります。
 もし経済が失速すれば中国国内の不満が高まり、大きな社会的事件に発展する恐れがあります。
 海外に対しても、前述のテロや暴動などが広く知られてしまいましたし、中国内での様々な規制から中国の体制の悪い面も伝わってしまうでしょう。

 オリンピックの閉幕に向けてまだまだ盛り上がっていくでしょうし、閉会までに国内外共にピークに達するでしょう。
 で、その後はどうなるのでしょうか?
 今までなら中国国内が不安定になっても、政府が押さえ込んできて海外にはあまり状況が知られる事はありませんでしたが、オリンピック中国国内の状況が海外に知られてしまうと、今度は海外から中国国内での反乱分子を支援する人たちも出てくるでしょう。
 中国政府にとっては敵が増える事になります。
 一方国内の景気の先行きは不明。
 五輪景気が無くなった後、どうやって加熱している国民感情を抑えるのかもわかりません。
 下手をすると中国は崩壊してしまうのではないでしょうか。

 ここ最近の報道から伝わってくる中国のイメージは、
 ・政府は弾圧を平然と行っている
 ・報道の自由は無い
 ・食品などは偽装品があり、品質は高いとは言えない
 ・国民性は激情型で極端なナショナリズムが台頭中
 ・世界的な常識が国民の間に十分に根付いていない(民度が低いかもしれない)
 ・北京市内は大気汚染が酷い
 ・経済の急激な発展の裏で貧富の差が激しくなり低所得者層の現状は悲惨
 等々。
 あまり良いイメージが伝わってきません。
 ひょっとして今回のオリンピック中国のピーク…という事になるのではないでしょうか。

 中国オリンピック後に即座に悪くなる、とまでは言いませんが、今後の舵取りはかなり難しそうです。
 その舵取りに成功すれば問題は無く、今後中国は国際社会で存在感をさらに増して行くでしょうが、もし舵取りに失敗すれば「あのオリンピックは背伸びをし過ぎた」と以前よりも評判を落としてしまうでしょう。
 しかも中国の内情を知った海外の人たちが、中国国内の反乱分子を支援し始めたら大変な事になりそうです。
 今回のオリンピックが「中国の衰退の始まり」にならなければ良いのですが…
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コメント

 ろっしさんへ。
 B-CASの記事ありがとうございます。
 ところで、そもそもB-CASって何のためにあるんでしたっけ?
 たしか、デジタル放送は何回コピーしても画質が劣化しないからコピー制限が必要、とかそんな理由だったと思うのですが、実際には最近コピーワンスとかダビング10とかで制限され始めていますし、すでに当初の目的はなくなっているような気がするのですが。
 地デジって有料放送ではないですよね?
 だったら顧客管理の必要も無いだろうし、コピーの制限もすでに達成されている以上不要な組織のような気が…
 よくわかりませんねぇ、ホントに。

 私のブログで過去記事が検索し難いのは全面的に私の責任ですね(笑)
 少しずつブログを変えて行こうかなぁ。
 カテゴリーを細かく分けると同時に、一つのテーマについては一つの記事を追記・修正して行くような形でもいいかもしれませんねぇ。
 気ままに書いてきたので全部整理するのは大変ですが、ちょっと考えてみます。

 地デジの過去記事はこちらです。
http://monokotobibouroku.blog90.fc2.com/blog-entry-454.html

B-CAS

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20080805/312206/?ST=ittrend&P=1

B-CASに関する記事です。

100円を放送事業者、機器製造メーカーの双方から徴収している。後者は、結局、一般の使用者が、負担していると考えるのが妥当である。公益性を考えれば、開示の体勢が甘いと考えるのが、妥当だろう。同様に高利益体質、関連企業なども甘い汁にありついているという批判を受けても、データとして反論できず、関連企業を除く民間から不満が出るだろう。

報告まで。関係ない記事ですが、検索して過去記事探すのが、めんどくさいもので。お許しくださいね。

 サキさんへ。
 中国の本当の姿、なかなか見えてきませんよね。
 外国のメディアが入ろうとしても立ち入りが許可されないような事が、現在でも起きているようですし。
 農村部どころか、それ以上に遠い山間部などの僻地に至ってはテレビどころか電話すらまだ普及していない可能性があります。
 テレビも電話も無ければ、社会情勢に興味など持てないでしょうし。
 内戦にはなって欲しくはないのですが、人間には集団心理が働き、些細な事でも集団で行うとエスカレートしてしまいます。
 日々の暮らしに追われている農村部で、中央から来た役人が不正を働いていたら、暴動も頻発しますよ。
 その暴動が横の連帯を持ったら、政府の上層部が全部入れ替わらない限り収拾が付かなくなる恐れもあります。
 中国という広い国、昔は「天子」という権力の象徴のようなカリスマを使って治めていたようですが、現代には「天子」に替わるカリスマが不在。
 まとめる者がいなければ「穏便な分裂」が最善になってしまうかもしれませんね。
 各民族をそれぞれに束ねられる人格者と、その各民族の代表をさらに束ねられ、各民族間の問題を調整する事が出来るカリスマが出現すればキレイに収まりそうですが…難しそうです。

 中国人、特に漢民族の大勢は、本当の所はどういう方向性に向かっているのか…報道番組なんかでは、ほとんど見えてこないのがすごく不確定要素ですよね…
 本当にネットで見るような強度のナショナリストなのかさえ見えません。

 中国農村の取材番組なんかをたまに見ると、自分達の生活が重大事項で、政治問題なんか2の次3の次なイメージを受けます。
 都市部は都市部で、金儲けに全神経を注いでいるかのよう。

 内戦、そんな最悪な事態には突入しないでほしいな…共産党幹部の「気づき」に期待したいところですが…
 発想を変えれば、穏便に、かつ国力をもっと増大させる方法もあるはずなんですが…

 サキさんへ。
 崩壊したソ連以上に人口は多く、民族も多様ですからね。
 崩壊してもらっては困りますが、一党独裁体制を変更し、国家体制を大きく方向転換する必要が生じているように思えます。
 もっとも、今まで弾圧をしていた反動で、体制を変えた瞬間に内戦状態に突入する危険性も否定できませんが。

 ろっしさんへ。
 中国はインターネットも規制しているそうです。
 その方法は人海戦術(?)らしいですが、正確にはわかりません。
 ただ、海外のメディア関係者が、中国から自国のサイトへアクセスが出来なかったとか、逆に中国のサイトに海外からアクセスできなかったと言うような報道があります。
 スパイウェアのような物を国家が使っているのかもしれません。
 それでも違法サイト(中国政府にとって都合の悪いサイト)が次々誕生しているようですし(政府は潰しているようですが)、そろそろ当局の規制も限界に近づいているのかも。

>>国土が広すぎ、人口多すぎ

 すごい同意です。そもそも内陸アジアの中国領はイスラム圏だし、チベットも大戦前は独立していた(事実上)わけだし…ほとんど別の国です。資源を搾取する為だけが支配したい目的…
 明らかに手に余ってる感が否めません。

 政策も、強引に漢民族を移住させて、同化させようという力技です…

 なんだか、今の中国の混乱、ソビエト連邦の崩壊前を連想してしまうんですが…

情報開示

 情報開示は、一党独裁の崩壊を意味します。人口が多く、他民族。旧ソ連のような独立、解体を防ぐためでいょうね。インターネットの情報をどこまで防げるんですかね。テレビ等は、規制を掛けやすいですが。

 サキさんへ。
 独裁体制そのものも問題はありますが、それと同時に中国は国土が広過ぎで人口が多過ぎです。
 例え一握りのトップが優秀であったとしても、そのトップ達の管理が末端まで届いているかどうか…
 あちこちで頻発している暴動も原因は地方役人の汚職にあるようですし、独裁体制が悪いと言うよりも国が大き過ぎて管理が行き届かない、というのが根本的な原因のような気もします。
 自治領を増やして権限を委譲し「一つの中国」にこだわらない方が上手く行くと思うのですが。

 yutakarlsonさんへ。
 中国とインド。次の時代の超大国候補と言われていますが、双方ともに不安を抱えていますね。
 中国は経済的な危機も抱えていますが、長期視点で見ると「一人っ子政策による少子高齢化」も気になります。
 日本と同様かそれ以上に労働者が不足する、という事態も起きるでしょう。
 対するインドは逆に人口が増え過ぎのような気がします。
 人口増はそのまま国力増と見る人もいますが、食糧難を引き起こす可能性も強く、中国以上に貧困層は悲惨な状況になるかもしれません。
 先に問題が顕在化するのは中国だとは思いますが、インドも安泰というわけではないでしょう。
 もちろん両国とも舵取りに成功すれば問題はありませんが。

 ろっしさんへ。
 上海万博までは大丈夫、というのは耳にした事がありますが、そこから先の話ってほとんど聞きませんよね…
 貧富の差は広がっているのに全体的には人件費が上がり始め、外国企業から見て「安い労働力」というメリットが消え始めている以上、5年先すら怪しい気がします。
 それとは別に気にかかるのは中国の国内での情報統制。
 中国側が農薬を中国製と認めていた、とのご指摘ですがこの情報が中国国内で流れているかどうかはわかりません。
 中国国内での毒ギョーザ中毒事件そのものが報じられていないとの報道もあり、また先日のアメリカ人殺害も報じられていないらしいです。
 となると、中国国内の大衆の意見としては「中国は常に正しく、外国(日本含む)は酷い連中ばかりだ」という考えが多勢を占めてしまい、その勢いが極端なナショナリズムと結びつくと、制御不能の排他運動が起き、それが原因で対外的な信用を失う、という事態も想定できます。
 やはり中国の舵取りは相当難しいかと…

 本当に舵取りは難しそうですね。経済だけでなく、自治領問題から下は、民衆レベルの生活の理不尽な矛盾も「ナショナリズム」で抑え込んでいます。
 確かに、なんとかオリンピックまでは押さえ込んだイメージがありますが、この先は見えてきませんよね。

 世界的な物価高の影響も中国に影響が無い訳でもなく…中国経済は成長はしているのですが、「成長率」は今年あたりから下がっているようです。

 なんにせよ、政府が何もかも押さえつける、共産主義の行きすぎが何をもたらすのか?
 ここの矛盾が噴出しているのかなぁと思います。

 少なくともこのままで良い方向性に向かうことは難しいと思います。問題はやはり共産党の独裁。独裁と言うことはトップの力が問われます。独裁をまともにこなせる人間や小集団、そんなものは、もしかしたらこの世界で実現させるのは不可能なのかもしれません。

追加

 追加です。農薬(メタミドノス)の成分について、中国側は、中国製であることを認めていたらしいです。本日の時事放談で述べられていました。時事放談は、現存する政治番組で最高の質、レベル、議員の質です。是非、ご覧になってください。

■Lenovoの4月〜6月期は65%増益−華やかな五輪の裏でインドの下請けになる道をひたすら走る中国?

こんにちは。北京オリンピック、開催しましたね。マスゲームなどすごい気迫でしたね。しかし、この華やかな五輪の裏で、中国は現在未曾有の経済的危機にあります。ご存知のようにそのほかにも問題が山積しています。私は、このまま中国が現在の経済や社会を温存し、改革を推進しなければ、いずれインドの下請けの地位に甘んずる時代がやってくると思います。ここには、文字数の制限などがあって、詳しくは書けません。詳細は是非私のブログをご覧になってください。

イメージ

 中国のイメージ悪いですよね。ご指摘の部分もそうですし。後、格差なんかも凄いです。

 中国は、バブルの真っ只中です。北京オリンピック後、崩壊との見方もありますが、上海万博が2年後に控えていることや関連投資もあるので、まだ、続くでしょう。

 ただ、ベトナム等に工場が逃げている事や為替の限界(ドル保有の限界)もあり、将来的には、中国ショックが起こる可能性があるでしょう。それが何時になるかは、私も解かりませんが、1〜2年では起こらないでしょう。

 オリンピックの競技は、純粋に楽しく見たいですが、中国オリンピックという平和の祭典は同様に?ですね。

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