前記事「
政治家のオシゴト」に少々追加です。
詳しい内容は前記事を参考にしていただくとして(長くてスイマセン)、要は政治家が本来の仕事である議会活動に専念できるように「選挙応援禁止」を法律で決めた方がいいのではないか、という提案です。
そもそも、自分一人の力で市民に投票してもらえるだけの説得能力を持っていない人間は、政治家になるべきではないでしょう。
また、応援に駆けつける政治家も本来別の仕事があるはずです。
選挙応援のために日本中を飛び回るなど、職場放棄とほぼ同義でしょう。
応援のための演説をするにしたって、やはりその演説のための準備などが必要でしょうし、そのために貴重な労力が失われるのは国家の損失です。
そんな暇があったらもっとマシな活動が出来るはずです。
移動や演説に労力を使い果たして、本業の議会に専念できないのでは困りますし、自分の力で当選できないような能力の人間が議会に増えるのも困り物です。
かといって政党政治を行っている以上、応援に行ったか行かないかで党内の人間関係に影響が出るというのも問題がありそうです。
そこで、現職の議員は他の選挙の応援に行ってはいけない、という法律を作りませんか?
他の選挙というのは、国会議員の選挙だけでなく地方議会の選挙も含めて、国内で行われている選挙すべてです。
法律で禁止されていれば、人間関係がもつれる事も無いでしょうし、選挙応援をネタにおかしな派閥などを作る事もできなくなります。
全員自分の力で主権者を説得しなければならないので、当然能力も上がってくるはずです。
また、他所の応援に行く必要が無くなるので、その分の時間と労力を本来の仕事に割り振る事が出来ます。
それでもどうしても誰かの選挙応援に行きたいというのなら、どうぞ構いません。
議員を辞職した上で応援をしてあげてください。
引退した議員や、芸能人などの議員でない人の応援までは禁止はしません。
その結果「応援演説業」なる職業が成立してもそれならそれで構いません。
今現在も選挙プランナーなる職業があるようですから、今さら選挙にまつわる奇妙な職業が増えたところで大した問題にはならないでしょう。
要はそういう人間を使う候補者を、投票する人間がどう思うかというだけの事ですから。
むしろ演説が上手いだけで実力の無い議員さんにはこの「演説屋」にでも転職してもらった方が、議会はスッキリするでしょう。
「政治家も選挙落ちたらただの人」という皮肉を言う人もいますが、こういう演説業という仕事があれば失業もしないでしょうし。まぁ、そんな人間に依頼するかどうかという疑問はありますが。
元総理とか元議長とか元大臣なんて肩書きのある「演説屋」ならば、それだけで報酬も大きくなりそうですし、お金目当てなら議員をやるよりもいいでしょう。
アメリカの大統領経験者が講演会などで大金を稼ぐのと似たような感じですね。
現職議員による「選挙応援禁止法案」ができれば、派閥などの影響力も弱体化するでしょうし、結果として自由な政治を行う事に繋がるのではないでしょうか。
最悪、この演説屋が黒幕のようになって院政まがいの状態に陥る可能性もありますが、基本的に何の権限も無い一般人なのでいざとなったら無視できます。
「俺の指示に従わないと応援演説に行かないぞ」という言葉が、どの程度の脅しになるでしょう。
むしろ変な脅しをかけてそれをバラされたら、自分の演説屋としてのイメージに傷が付きます。
悪いイメージが付いたら、その人に応援されるだけで落選する可能性が増すのですから、誰もそんな人には依頼をしないでしょう。
政治に風穴を開け、同時に議員の向上心を呼び覚ますような方法になると思うのですが、いかがでしょうか?
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仰るとおりガチガチにしてしまうと、ちょっと苦しくなるかもしれません。
また、政治家としての実力よりも見栄えや知名度で当選してしまうケースが増え、タレント議員ばかりになるという欠点もあります。
応援も良し悪しなんですよね。
ただ、応援演説はともかくとして、党の方針ぐらいは他人を頼らず候補者自身の口だけで語って欲しいと思います。
議員=数合わせだけの人形、でいいのならともかくきちんと仕事をして欲しいなら、自分が所属する政党の方針ぐらいは自分の言葉で説明できないと困りますから。
横に大物議員がいて、代わりにその議員が方針を説明というのでは、候補者の実力がわかりません。
とは言うものの、演説だけでは本当の実力を見極めるのは困難ですが。
応援演説をするのなら、その候補者の人間性に言及するだけに留めておいて欲しいです。