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 何だかTPPという制度に日本が参加するべきか否か、という事が問題になってます。
 TPPっていうのは「環太平洋戦略的経済連携協定」というのが正式名称のようで、簡単に言えば「加盟国間では関税を撤廃し貿易を促進しよう」というような制度です。
 で、参加すると日本の輸出産業(自動車とか電気製品など)には追い風になるのだけど、農業のような国際競争力のない産業には壊滅的な打撃を与える可能性がある、という事で揉めています。
 今回はその辺の問題ではなく、このTPPという仕組みが何だか嫌な気配のモノとよく似ている、という点について。

 先に結論から言うと、「TPP」って「ブロック経済」と同じじゃないの?という事です。
 ブロック経済というのは『自国と友好国を「ブロック」として、関税障壁を張り巡らし、他のブロックへ需要が漏れ出さないようにした状態の経済体制(ウィキペディアより)』というものです。
 ものすごく簡単に言えば、仲の良い国同士だけで貿易をしてその他の国は仲間外れにしましょう、という制度です。
 ブロック経済の場合は自分たち以外の国に対して高い関税をかけるという方法で、TPPは自分たちだけは関税を無くすという逆の方法なわけですけど、関税を上げようと下げようと結果として「自分たちだけが他の国よりも税率を低くする」という意味では似たようなものです。
 ブロック経済と違い他国を完全排除、というわけではないですが目指している方法は同じでしょう。

 さて、このブロック経済というもの、一般的にどの時代の制度の事を指すかというと1929年の大恐慌後の1930年代の頃を言います。
 そしてこのブロック経済が第二次世界大戦を招いた、と言われています。
 何だ嫌な感じがしませんか?
 ・大恐慌→ブロック経済→第二次世界大戦
 ・100年に一度の危機→TPP→(…世界大戦?)
 素人目には同じ図式に見えるのですけど、どうでしょう?
 さらに、第二次世界大戦の頃には共産主義が台頭してきましたけど、現在は中東のイスラム圏で色々と揉めています。
 この二つも、経済的社会的弱者による反乱、という意味では似ています。
 また、当時はソ連とアメリカという超大国が二つ、現在は中国とアメリカが二大国として存在感を持っています。
 …何か似てませんか?
 今のところ他の地域でTPPのような仕組みが導入されているというわけではないのでしょうけど、このまま進んでいくと何かが起きるような気がします。
 当時と現在とでは状況は違いますし、似ているからと言って必ず同じようになるというわけでもないでしょう。
 ただ、当時ブロック経済を導入した人たちがどういう気持ちだったのかはわかりませんが、現在TPPを導入しようとしている人たちに「世界の事を考える」という視点があるようには思えません。
 皆この仕組みの中で自国の国益をどうするかという事ばかり考えていて、この制度で蚊帳の外になってしまった人たちが今後どういう行動に出てくるのか、という視点は欠落しています。
 このような状態ならば蚊帳の外になった国々がそれぞれでTPPのような制度を導入し、最終的には世界経済がブロック経済当時のように分断されてしまう、という可能性は十分にあるでしょう。
 そうなったさらにその先に何が待っているのか…
 そういう視点を持つのも大事なのではないでしょうか?

 第二次世界大戦は植民地主義を終わらせ共産主義が台頭してきました。
 この先終わるのが資本主義なのかそれ以外の何かなのか、台頭してくるのは中国なのかイスラムなのかそれ以外なのか、具体的な事はハッキリしないのですが何か危険な臭いだけはしているのではないでしょうか?

 TPPに参加するのかしないのか、という議論も大事ですが世界情勢が現在のような状態なのですからTPPという制度そのものの是非を問う、という視点があっても良いのではないでしょうか?
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