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海外は本気だ!

 「ペットボトル禁止令」「白熱電球禁止令」…
 何だかすごい事になってるみたいです。
 日本ではなく海外の話なのですが…
 ペットボトル禁止はオーストラリアのシドニー近郊の町「バンダヌーン」という所だけの話で、同町内ではペットボトル入り飲料水販売を全面的に禁止という方法に出たそうです。
 世界初かも、との事。
 理由はもちろん環境問題絡みです。
 ペットボトルの製造や輸送で石油が消費される上に使い終わったペットボトルがゴミ問題の原因になる、という理由です。
 驚くのはこの禁止法案が同町の住民の投票で決まったという点。
 環境意識が地域ぐるみで高いのでしょう。
 この町、人口はわずか2000人程なんですけどね…
 2000人…満員電車何両分だろう?
 ちなみに同町ではこの法案に伴い、「町内の数カ所に水道水を供給する施設を開設」「繰り返し使える飲料水用ボトルの販売」を行ったそうです。
 …ふと思ったんですけど、日本って公園とかに普通に「誰でも使える自由な水道の蛇口」がありますよね。
 水筒だって売ってるし…
 今すぐにでもやれば出来そうな気がします。
 飲料メーカーに対する営業妨害にはなってしまいますけど。

 白熱電球禁止もオーストラリアかニュージーランドで行われていたはず…と思って検索したら意外な事実判明。
 EUで9月1日から白熱電球の販売が禁止されてしまったそうです。
 電球を電球形蛍光灯に切り替えろって事ですね。
 海の向こうは本気です。
 日本でも2012年までに廃止の方針なのだそうですけど…
 温室効果ガス25パーセント削減を宣言しちゃったわけですけど、この辺の対策は早くならないのでしょうか?
 販売はともかく、生産は早めに止めてしまっても良いような気がしますが…
 最近の日本の技術はさらに一歩進んでこんなものも発売されてますけど。

 LED電球です。
 寿命が従来の電球の10倍ぐらいで、消費電力は遥かに少ないそうなのですが値段が…高い。
 電球型蛍光灯と比べても寿命や消費電力などの性能はこちらの方が上のようなのですが、普及にはまだ時間がかかりそう。
 以前と比べると半額以下にはなっているのですけど、まだまだちょっと高い。
 高いとは言っても数年で元が取れるはずなので、長期的に見ると白熱電球よりもLED電球の方がお得なのですが。
 消費者には伝わらないんだよなぁ…
 大量生産が進めば値段がもう少し下がるんでしょうか?
 数年で一気に導入が進めばかなり大きな温室効果ガスの削減にはなりそうですけど。
 発電所がいくつか不要になるかもしれませんしね。

 電球はともかくペットボトル禁止は日本では無理でしょうか。
 可能性を指し示すニュースの一つになりそうなのもあるのですが…
 スターバックスコーヒージャパンが、「マイタンブラー」「マイカップ」持参者に対して各飲料を50円引きで提供するそうです。
 期間限定ですけど。
 最近は保温の出来るマグカップタイプの水筒も売っていますし。↓

 こういうのを使えって事でしょうか。
 今までは20円引きだったらしいのですが50円引きにする事で利用者を増やしたいという思惑なのだそうです。
 割引制度があっても利用者が少なかったんですね…
 うーん。
 スターバックスのようなお店ならともかく、日本に溢れかえっている自動販売機の方はどうにもなりませんし。
 なかなか難しいかな…
 コンビニやファーストフード店などならばスターバックスのような事も可能でしょうけど、日本のペットボトルや缶ジュースの文化は自動販売機によるところが大きい気がします。
 ドイツでは分厚いペットボトルを作り、再使用することで資源の節約に努めていると聞いた事があります。
 再使用ならば今の日本の自販機文化を維持できますが、これも洗浄の手間や回収の際の運送などを考えると必ずしも大きな効果が出ているかどうかには疑問がありそうですし。
 昔ながらのビンは重たいので、輸送の際のロスが大きいので却下。
 そもそも自販機自体が電力を常に消費し続けているわけですし、自販機文化とエコは両立しないのかも…
 昔は(今でもたまにありますが)紙コップに飲み物が入れるタイプの自販機がけっこうあったのですが、アレを応用すれば自販機とマイカップは両立するかもしれませんよね。
 カップのサイズを業界で規格統一し、マイカップを持って行ってそこに自販機に飲み物を入れる、というスタイルならば脱ペットボトル・脱缶でも自販機文化は維持できます。
 自販機そのものに電力が使用されるという事実は変わりませんけど。

 環境保護のために今までの便利さを捨てるというと抵抗が大きそうですけど、今までの便利さを維持しながらもちょっとだけ変えるのならば、抵抗は少なそうですよね。
 そういう方向で社会全体のライフスタイルをホンの少し変える、という方法を社会全体で考えないと25パーセント削減の達成は難しいかもしれません。

 ところで、社会全体でマイカップを前提としたシステムにしたら、飲料メーカーの利益は上がりそうですよね。
 缶やペットボトルは買わなくて済み、各飲料を入れたタンクを載せた車で各店舗や自販機に中身だけを補充していけばいいんですから、自販機に一個一個商品を詰めるのに比べれば手間も少なそうですからその分人件費も浮くはず。
 輸送だってペットボトルや缶の分の重さが無くなる分効率的なはずですし…
 上手くやれば飲料メーカーが反対する理由は無くなりそうですけど…やはり難しいのでしょうか。
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自民党新総裁決定

 自民党の総裁が谷垣禎一総裁に決まりました。
 真面目そうで地味な人です。
 でも、妥当な人選なのかもしれません。
 経験豊富な実力者でもあるし…

 意地悪な見方をすると「自民党は何も変わっていない」という風にも見えます。
 党の重鎮や派閥を中心に支持を得ていたようですし、「全員で一丸となって」というのも「古い体質をそのまま残して」という風にも受け取れます。
 もちろん、「そう見えるだけで実情は大きく変わっている」のかもしれませんけど…
 もしこれから再度「政権交代」をするつもりならば、「今までの自民とは違う」という所を前面に押し出していかなければならないのではないでしょうか。
 先の選挙での敗北の原因は未だに人によって様々な分析がされていて、「これだ」という決定的な結論は出ておらず、むしろ何か致命的な理由ではなくいくつかの複合的な要素が絡まっての大敗、と見た方が自然な気もします。
 複合的な要因が敗因だとすると、国民の多くが「自民党はイヤ」という意識になってしまったと考え、その対策を考えた方がいいのではないでしょうか。
 今までの自民党のままだと、おそらく次の選挙でも勝てないでしょう。
 今より議席が増えるかもしれませんが、政権交代までは出来なさそうです。

 二大政党制のためには民主党以外に大きな政党が必要です。
 現時点では自民しかいない。
 日本に二大政党制を根付かせるためには自民党にも頑張ってもらわなければ困ります。
 そのためにも「自民党は変わりました」という所を見せて欲しいのですけど…
 変われますかね?
 一つ気になっている事があります。
 総裁選の一週間ぐらい前だったでしょうか。
 対抗馬の河野太郎さんが「離党も視野に入れている」と言うような発言をしていました。
 どこまで本気かわかりませんけど、彼は「世代交代や派閥解体」を訴え「古い自民党の体質」を批判し、党として生まれ変わらなければならない、と言っています。
 そして、「古い体質」が改善されなければ「離党するかも」とか「自民党には先が無い」と言ってきました。
 その彼が谷垣総裁の半分ほどの票を総裁選で得ています。
 自民党の3分の1ぐらいは積極的に「変わりたい」と願っていると言う事でしょうか?
 逆にこれだけの支持を得られたのだから余計に「離党」の可能性が増したかもしれません。
 3分の1ほど支持があったと言う事は、彼が離党する際には何人かついて行くという事かもしれませんので。
 「みんなの党」という受け皿になりそうな党もありますし。
 ただ、ここで離党されると自民党はさらに弱くなってしまうわけで、当然民主党の「一党独裁状態」が強まってしまう。
 二大政党制を根付かせたい人間としては、それは困るんですよね。
 とすると、河野さんが「とりあえず離党を思い止まる」ぐらいの改革案を谷垣総裁が実行できないと自民がさらに崩れてしまうのかもしれません。
 野党の総裁選という事で注目度が低いのですけど、日本の数年後まで考えると今の自民の状況というのはとても重要なのではないでしょうか。
 民主政権だけでなく、自民党の動きも気にかけておく必要がありそうです。

 ところで、この状況では仕方が無いのかもしれませんが今の自民党は「党を一つにまとめる事」と「政権交代を目指す事」がすべての中心になってしまっています。
 どちらも大切な事なのですが、国民としては「その先」つまり「政権を取り戻したらどんな国にしたいのか」がまだ伝わってきていません。
 民主党は「脱・官僚依存」を訴え、上手く行くかどうかはわかりませんが、日本の政治の仕組みを変えようとしています。
 自民党にはそれに対抗するだけの「対案」があるのでしょうか?
 そもそも「脱・官僚依存」に近い「政治主導」というのを自民党も数年前から言っていました。
 でも上手く行かなかった。
 国民はもうずいぶん前から「政治主導」にして欲しいと願っていて、自民では出来なかったから民主を選んだのではないでしょうか。
 その可能性として先の選挙の直前でも「総理に相応しくない」という世論調査の結果が鳩山・麻生双方に同程度出ていました。
 民主党を支持している人たちの多くは「自民がダメだから仕方なく民主を選んだ」という消極的な支持者が多いのではないでしょうか。
 となると次は「民主でもダメだったからもう一回自民」という可能性もあるでしょう。
 しかし、そんな政治で良いのでしょうか?
 あっちがダメならこっち、こっちがダメならあっちって…
 そんな消去法的な選挙ではなく、もっと積極的に「この党の考えに賛成」と支持したいのですが。
 積極的な支持者を増やすためにはやはり「こういう国にしたい」という具体的なビジョンが必要なのではないでしょうか。
 自民党には「政権与党のスペア」ではなく、「積極的に支持したくなるような立派な政党」として復活して欲しいです。
 それが出来ないとこの国は本当に…
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25%削減!?

 やっちゃいましたね、鳩山総理
 国際舞台で「温室効果ガス25パーセント削減を目指す」と明言してしまいました。
 目指すだけだから達成できなくても…というわけには行きませんよね。
 大丈夫かなぁ…
 経済界からは反発の声が上がったり「具体的な道筋を示せ」と注文が付いたりといきなり暗雲がたちこめているようですが。
 演説では排出権取引も導入するそうなので、もしかしたら「現実的には大して削減せずに金を払って済ませよう」というような結論に達してしまいそうな気配も…
 排出権取引を行う事が無意味だとは思いませんけど、あれって結局「先進国から出ている温室効果ガスの量は変わらない」という事ですよね?
 まぁ、その分途上国からの排出量が減るはずなので地球全体から見れば問題は無い、という事なのかもしれませんけど。
 ですが、排出権取引を市場経済で行うという事は投機の対象になるって事ですよね。
 大丈夫かなぁ…
 またバブルみたいな状態になって、サブプライムローンとかリーマンショックみたいな事になるのではないでしょうか?
 昨年は原油価格が高騰しサーチャージなるものが航空会社で導入されましたけど、こういうのが日々の生活の中に入ってくる可能性もあるのではないでしょうか。
 嫌ですよ、そういうのは。
 コンビニでおにぎりを買おうとしたら「本日は排出権が高騰しておりますので、額面の価格にプラス20円お支払い下さい」とか言われるのは。
 可能性、ゼロじゃないですよね、コレ。
 逆に暴落とかしたらどうなるのでしょう。
 非常に安い価格で排出権が取引された結果、本来ならありえないような大量の温室効果ガスの排出が許されてしまう、というような事態が起きる可能性は無いのでしょうか?
 市場を使うと不確定要素が強くなるので、安易な利用は避けて欲しいのですが。

 排出権の利用を「いざという時の保険」と仮定し、できれば「実質的に25パーセントの削減」を目指し、さらに言えば「排出権を買う側ではなく売る側に回りたい」というのが本音です。
 もし「売る側」に回れば新たな国家財源になりますから。
 日本は技術力で世界のトップを走っているのですから、もしかしたらそっち方面での可能性もわずかながらですが、あるのかもしれません。
 特に根拠があるわけではないのですが…

 さて、少し話が飛ぶのですが、以前こういう話を聞いた事があります。
 「少し減らすのは難しいが大きく減らすのは簡単だ」というような話です。
 言葉だけ読むと何の事だかわかりませんが、結構有名な考え方なんだそうです。
 この言葉、どうも松下幸之助が言ったらしいのです。
 出典は不明なのですが「一割減らすのは難しいが半分にするのは簡単だ」というような事を言ったそうです。
 コストについての言葉なのか人員についての言葉なのかもよくわかりませんし、ほとんど「とんち」の領域の言葉なのですが、この言葉が意味している所はもしかしたら「温室効果ガス25パーセント削減」にも通じるかもしれないのです。
 この「とんち」のような言葉、意味している所は「発想の転換」なのだそうです。
 「少し」とか「1割」とかを減らそうとすると今のシステムや発想を維持したままチマチマと削る事ばかり考えてしまうが、「大きく」とか「半分」とか明らかに不可能な目標を提示すると今までのやり方では当然不可能なので、そもそもの前提条件から見直し、今まで考え付かなかったような「斬新で大胆なとてつもない発想が生まれる」、というか「生まれないと無理」という事なのだそうです。
 過酷な状況に自分を追い込んで思いがけない解決法を発明せよ、という事でしょうか。
 こういう考え方で解決策が見つかるのかどうかわかりませんけど、無理矢理ハードルを引き上げる事で発想力を刺激する、というのは一つの方法かもしれません。

 とは言うものの、それって政治が中心になって実行できる事なのでしょうか?
 政治が中心になって「政治の力が直接及ぶ範囲内で画期的な発想」と言ってもある程度限られてくるような気がします。
 無理を承知でやるなら「自家用車禁止令」とか「食品を含むすべての物品の長距離移動を制限する」とか「夜間強制停電」とか変な事しか思い付きません。
 物流を現在のトラック中心のシステムから貨物列車中心のシステムに変えるとか、自家用車は電気自動車のみ認めるとか、そんな感じでしょうか…
 そういえばここ数年の排出量の増加はパソコンなどIT関連によるものも増えていると聞いた事があります。
 パソコンも他の家電同様「消費電力が少ない」というような事を売りにする時代がくるのでしょうか?

 何だかこういう発想では無理っぽいですよね…
 「乾いた雑巾を絞るようなもの」と例えられるぐらい日本の省エネ技術は進んでいるので、「削減」という発想では限界があるのかもしれません。

 少し他の方へ目を向けて見ましょうか。
 先日こういうニュースが報じられていました。
 「<ミドリムシ>火発排ガスで培養 温暖化対策に新技術 (毎日新聞)」というものです。
 火力発電所から排出される大量のCO2を含む排ガスで単細胞生物の「ミドリムシ」というヤツを培養する事に成功したそうです。
 このミドリムシ、動物と植物の中間的性質を持つそうで、なんと「光合成をしてCO2を吸収する」のだそうです。
 しかもその光合成能力はかなり高く「熱帯雨林の数十倍に達する」のだそうです。
 さらに通常の空気に触れている時よりもこの「CO2濃度の濃い排ガス」の中に居る時の方が「増殖スピードが上がった」そうです。
 「温室効果ガスが多ければ多いほど増殖し、温室効果ガスの削減スピードが上がる」という事でしょうか?
 さらにミドリムシなどの藻類は細胞を壊して「化学処理すれば良質なバイオディーゼル燃料になる」のだそうです。
 えーっと、何ですか、コレは?
 つまりこういう事ですか?
 「CO2そのものがバイオディーゼルになる」と。
 温室効果ガスがそのまま資源になる、と。
 そんな「現代の人類にとって都合の良過ぎる微生物」がこの世に存在して、しかも培養も可能な段階に来ている、と。
 こういう研究を推し進めて実用段階にもって行き日本中で使えるようにするのが、さきほどの松下幸之助の言葉が示す「発想の転換」というヤツなのではないでしょうか。
 微生物関連では他にもボツリオコッカスという「重油を作り出す」ヤツやシュードコリシスティスという「軽油を生み出す」ヤツが確認されているそうです。
 これはひょっとして、行けるのではないでしょうか?
 「日本の技術力で解決」の「技術」の中にこういう「バイオ関連」が入っているのか疑問ですが、機械的な技術(ハイブリッドカーなど)や金融技術(排出権取引)以外の「第三の解決策」がこの世に存在しているのは非常に頼もしいです。
 今までの日本政治では国策として「機械の技術」を上昇させる事を中心としてきていますし、そっち方面に対する様々な援助があったのでしょうけど、この際この「バイオ関連の技術」を無理矢理に上昇させるために政府があらゆる面において全面バックアップをする、という選択肢もあるのではないでしょうか。
 バイオ関連の技術開発にどれだけのお金やどのような援助が必要なのかはわかりませんが、「エコ減税」とか「道路工事」とかに予算を回すよりもこの「人類にとって都合の良過ぎる微生物」を研究し、必要があれば「遺伝子をイジってでも」実用性の高い技術に昇華させるのが、この国の未来を救う方法の一つなのではないでしょうか。

 ついでに。
 東京でオリンピックをやろうと言っている人たちがいます。
 誘致も頑張っています。
 このオリンピックの東京での「セールスポイント」の一つが「エコ」だそうです。
 個人的にはこのオリンピックには反対なのですが、もしも上記の「バイオ技術」がオリンピック開催よりもかなり前の段階(オリンピックが2016年としてその数年前というと、4年先ぐらい?)で実用化し、街中にこのバイオ技術を元にしたシステムが溢れかえっている(この微生物によるバイオ燃料で走る自動車や火力発電など)のならば、このオリンピックが開催され世界中の注目が集まると、日本の「新しい画期的なバイオ技術」を宣伝する最高の舞台になる可能性があります。
 鳩山総理が「25パーセント削減」を宣言した際、他国の首脳は具体的な数値目標を掲げる事ができませんでした。
 そしてこの「鳩山イニシアチブ」なるもので、日本が温暖化対策で国際社会でのリーダーシップを発揮しようという考えだそうです。
 「25パーセント削減」「ミドリムシによるバイオ技術」「オリンピックでの宣伝」の3本セットならば、ひょっとして物凄い効果が期待できるのではないでしょうか?
 そういう意図があるのならば、「東京オリンピック」大賛成です。
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 鳩山内閣がスタートし徐々にではありますが「政治主導」というものの形が見えてきました。
 今までは官僚がいくつもの法案を大臣に提出し「これでいいですか?」と訊き、大臣側が承認を出すという方式だったそうです。
 これって時代劇に出てくる殿様の「よきにはからえ」というヤツと同じなのでは…
 そのやり方がこれからは大臣・副大臣・政務官などが数人で集まってアイデアを出し合うなどして基本方針を決め、その方針を官僚に実行させる、という方式になったようです。
 疑問点が無いわけではないのですが、政治主導という意味では多分正しいのだと思います。
 しかしこの方式、今回の内閣ならば上手くこなせる可能性がありますが、これから先ずっと続けられるシステムなのでしょうか?
 このやり方だと政治家の意思が大きく政治に反映されます。
 当然有能な政治家ならば問題はないのですが、もしも能力に問題のある政治家が大臣ポストに就いてしまったらどうなるのでしょう?
 想像を絶するような国家の迷走が始まる、という事なのでしょうか?
 今回の内閣は「オールスター」と呼ばれるぐらい名の知れた人たちが入っていますが、入閣しなかった人たちの中に彼らに匹敵するだけの実力を持っている人が何人残っているのか不明です。
 無能な人間を大臣に据えないためには人材の層の厚さが重要なのですが、民主党は人材難の気配があります。
 では対する自民党はどうかと言うと、やはり不安。
 今までのやり方ならばともかく、これから始まる政治主導のやり方だと対応できる人材はかなり限られてくるのではないでしょうか?
 何にしても人材が重要なわけですが、もう一つこれに関して問題になりそうなマニフェストがありましたよね。
 民主党のマニフェストに含まれていたかどうか覚えていないのですが、選挙前の与野党の発言の中には双方とも「政治主導」と「議員削減」が含まれており、この二つに関しては与野党関係なく実施する方針だったはずです。
 これから人材が必要だという時に議員削減…
 本当に出来るのでしょうか?
 現時点において議員が足りないとは思いませんし、今でも議員の総数は多過ぎるとは思います。
 諸外国と比べても人口比での議員数の比率は高いと聞きます。
 日本の議員は多過ぎるので減らすべきなのですが…
 一体どこまで減らすべきなのでしょうか?
 鳩山内閣では「政府に議員を100人以上送り込む」と言っていました。
 自公政権の際も現実的に70人ほど政府に議員が送り込まれていたそうです。
 つまり与党になるとかなりの人数が何らかの形で政府に送り込まれるわけです。
 しかも政治主導になったら送り込まれる人たちの仕事は激務になります。
 しかし議員の仕事はそれだけではないでしょう。
 政府の仕事だけでなく国会内の小委員会などにも出席しなければなりません。
 …大丈夫でしょうか?

 政権交代前も政権交代後も、与党は小選挙区制の影響か野党の議席を大幅に上回る議席数を獲得しており与党側は数の上では相当に余裕があります。
 が、このような数的有利な状態が今後も続くとは限りません。
 どこかの時点で与野党拮抗という状況にもなるでしょう。
 その状況の中で与党側は政府に100人規模の人員を送り込むわけですよね?
 しかも有能な人材を。
 という事は残るのはそこそこの実力の人ばかりの可能性も…
 国会の方の主導権を野党に握られてしまう、などという事は起こらないのでしょうか?
 少なくとも各委員会での議論を野党ペースで進められる可能性は高そうですよね。
 現在の総議員数でも、議席が拮抗した上に与党から100人以上政府に行ったら国会に専念出来る人数の差は2対1ぐらいで野党の方が多くなるはず。
 ここからさらに総議員数が削減されると、この差はさらに開くのではないでしょうか?
 しかも野党側は有能な人材が残っているのでその力の差は歴然。
 今まで以上に国会の運営が難しくなるのではないでしょうか。
 そういう事を考えると「政治主導」と「議員数削減」を同時に行うと、安定した政権の運営が困難になるような気がするのですが…
 もちろん各議員の能力を向上させれば、そういう事態は避けられるでしょう。
 が、国会議員の場合官僚と違い選挙というモノが存在します。
 数年で任期切れになってしまうわけです。
 有権者が政治に常に興味を持ち、自分の選挙区の候補者の能力を理解できていればいいのですが、現状では能力よりも知名度などが勝ってしまっています。
 政治主導のためには有能な人材が豊富に必要なのですが、それを判断する術が有権者には少ないのではないでしょうか。
 今回の選挙では「ドブ板選挙」など候補者の能力よりも知名度などのイメージで勝負をし、勝ってしまった候補者もかなりの人数のようです。
 この傾向が今後も続いたらどうなるのでしょうか?
 優秀な現職の議員がいたとして、その人物が地味で目立たないタイプだったとしたら…
 さらに現職の議員は政治主導のために日々の仕事が激務になり、おそらく選挙区には帰れません。
 それで選挙に勝てるのでしょうか?
 一歩間違えると有能な人間ばかり落選するというおかしな状況に陥る可能性もありそうです。

 政治主導というからには当然、大臣にはその分野に関してかなり詳しい人材に就いてもらわなければなりません。
 政治主導では行政と立法府の対立は今まで以上に激しくなるはずですから。
 今までのように派閥順送りや年功序列では政治主導はできないでしょう。
 各国務大臣はある種「専門職」に近くなるはずです。
 大臣になる前から「私はこの分野に関してなら詳しいです」と胸を張って言えるようにならなければいけません。
 それ程の人材を育てるなり見つけてくるなりするというのはかなり難しいのではないでしょうか?
 となると医師会や弁護士会などを始め各業界との連絡を密にし、現場の状況がすぐに政党に伝わるような仕組みを作るか、それらの業界から政治家になってくれる人を探すという事になるのでしょうけど…
 現在のように各団体が人まとまりになって「どの政党を応援する」というようなやり方だと、情報が一方の政党にしか伝わらず混乱を招く恐れもありそうです。
 となると今までのように「○○会として○○党を支持します」という形ではなく、各団体の中でも与党支持と野党支持という具合に色分けし、両方の党に人材や情報が流れるという形になっていくのでしょうか?
 何か大きな混乱を招きそうな気が…
 二大政党制って「政治の世界の話」というだけではなく、極論すれば「日本中のすべての人を色分けする」という事なのかもしれません。
 これはひょっとして「政権交代できる政治システムになりました」というだけでなく、日本そのものの仕組みを変えて行く事になるのかもしれません。
 「政治主導」と「議員数削減」を行うつもりならば「優秀な人材の確保」が重要になり、そのためには「優秀な人材を育てる・見つける」仕組みと「選挙で優秀な人材を見抜く」力が必要になりそうです。
 選挙のやり方を含め、政治や国のやり方やあり方、国民の政治や社会に対する意識などを根本から変える必要があるのかもしれません。
 「政権交代は完了した、後は任せた」ではなく、二大政党制と政治主導を維持するために国民が常に政治に関心を払い意識し続けなければならない時代になった、という事なのでしょう。
 これ、ものすごく大変な事なのでは?
 国民全員の意識を「議員任せ」から「自分達で選ぶ」に変えなくてはならないわけですから、ひょっとして明治維新(というか開国・文明開化)並みの大転換なのかもしれません。
 大きな改革が出来るかもしれませんけど、それは同時に大きな混乱を伴うものでもあるのではないでしょうか。
 生みの苦しみ、と思ってかなり耐える必要があるのかもしれません。
 上手く行けば日本は強い国になれそうですが…かなり難しそう。
 「痛みを伴う構造改革」どころではなさそうですし…

 仮に、鳩山内閣がこの改革に成功し政治主導を実現できたとしても、まだ問題が残ります。
 民主党は「二大政党制」を掲げていました。
 当然、「いつかはまた政権交代が起きる」事を前提にしているはずです。
 となると民主党だけでなく自民党の存在も重要になるのですが…
 果たして「政治主導達成後」の政権運営が自民党に可能なのでしょうか?
 一度仕組みを変えてしまった以上は政権交代をした後もこの方法を続行して行くのが基本になるはずです。
 自民党も大臣には「有能な専門家」を据えないと国家が迷走を始めてしまいます。
 民主党が野党の時に行っていたように「ネクストキャビネット」とか「次の内閣」というものを作り、大臣候補を育てていかなければならないでしょう。
 実際に民主党の「次の内閣」のメンバーから直接大臣になった人は少数のようなのですが、そのメンバーの中から「副大臣」や「政務官」が何名か選ばれたようですので、人材育成の機能は持っていたのでしょう。
 自民党も似たような事をやって人材育成をしておかないと、与党になった途端に国家が機能停止に陥ってしまいます。
 それができないからと言って以前のやり方に戻すわけにはいきません。
 以前のやり方の結果が官僚主導を引き起こしてしまい、税金の無駄遣いなどの問題の原因になったのですから。
 あのまま放っておいたら「自民党と官僚による国家の緩やかな死」に至ってしまうと思い、多くの人は「民主党による大手術を受ける」という賭けに出たのですから、より良い方法に改善するのならばともかく、元に戻すという選択肢はありえないでしょう。
 民主党のやり方を踏まえた上で、さらに民主党を超えるような政治ができるかを自民党は問われる事になるはずです。
 また、民主党側も「二大政党制」を掲げ、政権交代をした以上は「次の政権交代」の際に引継ぎが速やかに行われるような方法も考えなければならないのではないでしょうか。
 例えば「政治主導における官僚の使い方」を自民党に教える事ができるのでしょうか?

 政治を自動車に例えるならば「政策やビジョン」は「目的地を決めるようなもの」であり、「行政の運営法」は「自動車の動かし方」です。
 目的地はそれぞれが勝手に決めればいいだけですが、動かし方は共通でないと困ります。
 その共通部分は共用してもらわないと国民としては困ります。
 今までの「タクシーに乗るだけ」のような政治の運営法から自民党が脱却できなければ「二大政党制」にはなりません。
 自民党が民主党から見よう見まねでもいいので、新しい時代の行政運営法を身に付ける事が出来るかどうかも、今後の日本にとっては重要なのかもしれません。
 …もっとも、今までの自民党の行動パターンから見ると、官僚出身者を候補者として大量に受け入れる事でこの問題を解決してしまいそうですが。
 それだと「違った形の官僚主導」になりそうですよね…
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鳩山内閣発足

 鳩山内閣がついに発足しました。
 期待半分不安半分ですが、何かが変わりそうな気配はあります。
 というより、これで変わる事が出来なかったらいよいよ国民は政治に対して絶望してしまうので、その意味でも鳩山内閣、責任重大です。
 内閣の面々もなかなか凄い事になっている気がします。
 ほとんど「民主党オールスター」なのではないでしょうか?
 民主党内の目立った人はほぼ全員入っているような…
 これでダメなら本当にもう打つ手が無い、という背水の陣のような布陣だと感じてしまうのは気のせいでしょうか?
 民主党のこの内閣に賭ける気迫が伝わってくるようです。
 もしかしたら民主党も「ここで失敗したら次は無いから」という理由で全力を出すつもりなのかもしれませんが、イヤな見方をすれば「これしか人材がいない」という層の薄さを露呈しているのかも。
 脱・官僚政治を掲げているだけあって、発足前後からして既に型破り状態になっているそうです。
 報道などを通じて知る限りでは、今までは内閣発足直前には各省庁から幹部が新大臣の元にうじゃうじゃとやってきてご機嫌取りをしたりレクチャーをしたりと忙しく、また就任直後の大臣の記者会見なども官僚が用意してくれた答弁書を読むだけ、だったそうなのですがこれを廃止。
 新大臣にもかかわらずそこにあいさつに来る官僚はトップクラスと身の回りに付く人たち数人だけという少なさだそうです。
 当然官僚からの答弁書なども無いので、新大臣は自分で色々と考えて行動や発言をしなければならないようです。
 また、今までの自民党は先に「入閣する」事だけが決まり、どこに誰を割り振るかは直前まではわからなかったそうなのですが、民主党では前日の内に「あなたにはこの大臣に就任して欲しい」という連絡が総理から伝わっていたのだそうで、直前になってバタバタするという事は無かったそうです。
 考えてみれば当然なんですけどね。
 大臣っていうのはその分野の頂点なわけですから、何も知らない人が政治力学に基く順送り人事で「君はまだ経験が浅いから重要ではないポスト」「あなたはベテランだから重要閣僚」などとやってきた事の方がおかしいので、各議員に得意分野がある以上は当然前もってどのポストに就くかはわかっていなければおかしいし、本人も知らない突然の人事では「素人に国の舵取りを任せる」事になってしまいます。
 そして素人には何もわからないので官僚が後ろであれこれと教えているうちに官僚主導になっていく…
 これが数年前までの自民党政治でした。
 小泉元総理が「適材適所」と言い始めた頃から変わり出してはいましたけど。
 今回の鳩山内閣はその変わり始めの人事法のさらに延長上にあるように思えます。
 そういう点でも政治主導に切り替える覚悟は見受けられます。

 でも、これって大臣に相当な負担というか能力が要求されるわけですよね。
 今まではすべての答弁を官僚が書いてくれていたようですし、そういうやり方なら小学生でも大臣が務まったかもしれない。
 しかし今後は脱官僚なので官僚に頼る事ができない以上、大臣が今まで官僚に任せていた部分をやらなかればならないわけです。
 官僚から距離を置くのは良いのですが、それにはそれ相応の負担と能力が必要なのですけれど、今の政界にそれだけの人材が果たして何人いるのか…
 この内閣の時点では大丈夫なのかもしれませんが、この状態がこれからずっと続いていくとなると党内もしくは国全体の中で「大臣育成システム」というような人材育成の仕組みを作り上げる必要がありそうです。
 それが出来ないと数年後には本当の「衆愚政治」が始まってしまいますから。

 脱官僚の要素は他にもあるようです。
 今までは各省庁で官僚による記者会見が一日一度は行われていたそうなのですが、これも廃止。
 ここにも大臣かもしくはそれに準ずる人が入り、記者会見などを行うそうです。
 行政が勝手な行動が出来ないように完全に大臣の管理下に置く、という事なのでしょうけど当然これも大臣にとっては負担が増えるという事になるはずです。
 大臣は日々の業務だけでも忙しいはずなのに、そこへ報道官としての役割まで足されるわけですから…
 当然そのために民主党は「100人規模で人材を政府内に送り込む」と言っていたのでしょうけど、そんなに人材が揃っているのでしょうか?

 閣議の前の事務次官会議というのも廃止になったそうです。
 これは色々な法案などを閣議に上げる前に、事務次官レベルで各省庁間の調整などを行う(いわゆる「根回し」と言うヤツでしょうか)というものだったそうなのですが、これも廃止。
 という事は各大臣は閣議の場で政策のすり合せや調整などをしなければいけないわけですよね。
 となると、今自分たちがやろうとしている閣議決定は結果として何をしようとしているのか、を完全に把握する必要があるわけです。
 しかも官僚が手伝ってくれているわけではないので、安全装置が無いような状態。
 その閣議決定によって起きるすべての問題の責任はそのまま内閣が背負う事になります。
 政治家にとっては相当に辛い仕事になっていくのではないでしょうか。
 政治家の仕事は選挙に勝つことだけ、という訳には行かないでしょう。
 大臣クラスには「本物の実力」が要求されてきます。
 もしも実力不足の人間が大臣に納まったりすると、国家の迷走どころか物凄い速度での衰退が始まってしまう危険性もあります。
 正直、日本の政治家の能力が海外に比べて勝っているとは思えません。
 選挙に勝つ事には長けていても、実務能力となると疑問符が付きそうな人も多いのではないでしょうか。
 「政治家は選挙落ちたらただの人」などという言葉がありますが、これがすべてを物語っているのではないでしょうか。
 本物の実力を持った大臣クラスの人間ならば、政治家を辞めたところでその能力だけで十分な収入を得るぐらいの事はできるでしょう。
 「政治以外は何も出来ない」というのは「政治家としても失格」なのかもしれません。
 それだけの人材が政界にどれほどいるか…
 脱官僚を掲げてしまった上で人材不足だったとすると、この国の低迷はまだまだしばらくは続いてしまいそうです。
 実力が十分そうな人にだって不安はあります。
 例えば、厚生労働大臣になった長妻昭さん。
 ミスター年金と呼ばれ、消えた年金などの年金関連疑惑ではその手腕を発揮していました。
 その彼が大臣になって乗り込んでくるのですから厚労省としてはパニックでしょう。
 見ている分には面白いし、彼なら年金に関しては何がしかの解決はしてくれそうです。(とは言っても舛添大臣に出来なかった事がどこまでこなせるかは疑問…)
 ですが、年金以外の分野となるとどこまでの実力があるのかは未知数。
 新型インフルエンザ対策やワーキングプアなど厚労省には大きな仕事が控えていますけど、そこまで手が回るかどうか…
 期待はしているのですが、既に厚労省の担当分野は一人の人間で背負えるレベルを超えてしまっている気がします。
 彼をサポートする政務官や副大臣の能力次第、という事なのかもしれませんけど、やはり人材不足の可能性は出てきそうですし…
 やはり不安は大きいです。

 ところで、今さらなのですが今回の内閣は連立政権です。
 社民党と国民新党からも入閣しているわけですが、こちらは大丈夫なのでしょうか?
 役職は特命担当大臣ばかりのようですが、これも党の能力を考えると仕方が無いのかもしれません。
 脱官僚を掲げているので官僚の助けは借りられない。
 となると、党の能力による所が今まで以上に大きくなるのでしょうけど、それだけの力を弱小政党が保持するのは難しいかもしれません。
 最初特命担当大臣ばかりなのは「来年の参院選で民主党が単独過半数を取ったら連立を解消するため」かとも思ったのですが、答弁書などを官僚に頼れないとなると、弱小政党が普通の国務大臣のポストをこなすのはおそらく不可能。
 これ、今後の政界に大きな影響を与えそうですけど…

 連立に関してはもう一つ素朴な疑問があります。
 先日連立に合意するまでにも「難産」と揶揄されるほど交渉が難航していたわけですけど、そこで何をどのように話し合われたのかは細かくは伝えられていません。
 マニフェストを掲げて選挙を行ったわけですけど、当然そのマニフェストは政党ごとに異なっているわけで、連立を組むとなると場合によっては双方ともマニフェストの内容を諦めなければならない部分が出てくるでしょう。
 連立前にそのすり合わせを行ったのでしょうけど、有権者としては選挙後に勝手にマニフェストを改竄されているように感じる所もあります。
 連立成立の時点で各政党連名で「どのマニフェストをどう変えたのか」とか「どのような条件を付けたのか」を明らかにするべきなのではないでしょうか。
 一番簡単なのは連立協議自体をオープンにしてしまう事なのでしょうけど、それは党の駆引き上出来ない事もあるでしょう。
 そこでせめて「準マニフェスト」と言うか、連立政権における共通マニフェストのような連立政権の公式見解を作るべきなのではないでしょうか。
 それもマニフェストに載っていた分野に関しては特に細かく。
 例えば自衛隊の給油活動をどうするのか、という問題に対しても今回話し合いで妥協案が出たのでしょうけど、その具体案がよくわからない。
 いつまでに止めるのかとか、止めない代わりに何をするのかとか、どういう状況になったら止めるのかなど、細かい条件を作る事は出来たはずです。
 今までのやり方だと「しばらく静観し様子を見て適宜判断する」というような感じが多かったのですが、単に変化を静観するだの先送りするのではなく、変化の段階の目安をあらかじめ決めておく事だって出来るはずです。
 しばらく様子を見るけれど、もし状況がこのようになったらこうする、別の状況になったらこうする、と大雑把な行動予定を示すぐらいの事はする必要があるのではないでしょうか。

 脱官僚はそれ自体は歓迎すべきなのですが、これを徹底させるには政治家に高い能力が要求されますし人材の層の厚さも要求されます。
 その上閣議決定や連立協議なども今まで以上に仕事が増えるので、おそらく今までとは比べものにならないくらい会議に時間がかかるはず。
 もしそれを政治家が嫌がり出したら、この国は元に戻ってしまうかもしれません。
 まぁ政治主導が徹底し、政治家の仕事が激務になれば「自分の子供をわざわざ政治家にしよう」と考える人間も減り、結果として世襲政治家も減るかもしれませんけど。
 脱官僚・政治主導が出来るかどうかは「優秀な人材をどれだけ確保できるか」という点に落ち着いてしまうのかもしれません。
 優秀な人材を確保する…何だか当たり前の結論に到達してしまいました。

 鳩山総理、会見では「未知の領域に突入するので失敗するかもしれませんが、寛容に見守ってください」とちょっと弱気な発言をしていました。
 まぁ仕方が無いのかもしれませんけど、それでも最低限やってもらわなければならない事というのはいくつかあるでしょう。
 脱官僚も大事ですが自身の献金問題も含めた「金権政治からの脱却」も昔からの政治の問題ですし、「議員の定数削減」も前から言われている問題です。
 良く考えたら議員定数削減と優秀な人材の確保は両立させるのが難しい問題のような気もしますが。
 記者会見をオープンにする、というのは現時点では達成できていないとの事。(選挙前に「必ずやる」と言っていたそうなのですが)
 これは記者クラブ側との問題でもあるのでしょうけど、報道の閉鎖性が政治と報道の馴れ合いを生み緊張感を奪っているのは事実でしょう。
 この改革も手早く行って欲しい所です。
 そういえば議員報酬の問題もありましたね。
 8月はわずか2日しか議員ではないのに、一ヶ月分歳費を貰ったとか…
 既に受け取ってしまったものは法律上どうにもならないのでしょうけど、この改革も早々に片付けて欲しいです。
 むしろ記者会見をオープンにして緊張感を保ち、金権政治から脱却し、議員定数を減らした上、歳費も日給制にする、というような「政治家自身が身を切る様な事」を先に行う事で「政権としての本気」を国民や官僚に示し、その後の政治改革をやり易くする、という方法もあるはず。
 そういう政治のやり方を望みたいのですが…

 宿題一杯で前途多難、その上国民の期待値はかなり高い。
 もしかしたらものすごく難しい舵取りを要求されているのではないでしょうか?
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 自民党、どうなってしまうのでしょうか?
 選挙から一週間ほど経過しているのですが、いまだに「次の総裁」が決められず国会での「首相指名は誰にする?」という話題ばかりです。
 私は自民党支持者ではないのですが、二大政党制を実現するためには政権交代可能で政権が運営できる政党が「二つ必要」なわけです。
 民主党の長期政権は二大政党制ではないので、日本の将来にとって「二大政党制が有益」だというのならば「自民党と民主党の両方に同じぐらい頑張ってもらわないといけない」という事になるのですが…
 選挙後の自民党の体たらくを見ていると、本当にこれが与党だったのだろうか?と心配になってきました。
 地方組織は揉めているし、党内も大揺れ、秘書達は失職で困っている…
 日本を束ねるどころか自分達自民党の地方組織すら満足に束ねられず、労働者のセーフティネットの構築をしなければならないのに自分達の秘書やスタッフのセーフティネットさえ満足に作っていなかったわけですよ。
 これが先週まで「責任政党」とか「日本を守る責任力」とか言っていた政党なんですから。
 情けない…
 自民党は衆議院議員が100名ほどしかいない、と嘆いているようですが、むしろまだ100名以上も残っている、という風に考える事が出来ないんでしょうか?
 民主党も郵政選挙で大敗した際には現在の自民党と同じぐらいの人数に減ってしまいました。
 それでも今回大勝するまでに回復したわけですよ。
 共産党などの他党に至ってはそれよりも遥かに少ない人数なのにそれなりの存在感を発揮しようと努力しています。
 それなのに自民は…
 100名以上もいる「最大野党」じゃないですか。
 出来ることはまだまだたくさんあるはずなのに、もうすでに「崩壊」したかのような雰囲気。
 むしろ今のこういう状況だからこそ「責任力」とやらを出来る範囲で発揮するべきだと思うのですけど。
 無理かな?
 ちょっと負けたぐらいで烏合の衆になってしまうとは。
 やはりこの程度の党だったのでしょうか?

 この程度だろうと何だろうと、野党は野党としてキチンと機能してもらわないと困るわけですから、是が非でも自民党には今まで以上に優れた党として生まれ変わってもらわないと国民としては非常に迷惑なわけです。
 ところがこの再生は一筋縄では行きそうにない。
 自民党は口では「反省」とか「解党的出直し」と言ってはいるのですが、どこまで本気なんでしょう?
 地方組織からは不満が漏れ落選議員からは「ピント外れ」と言われています。
 現在の自民党の議員たちはまだ状況がわかっていないようです。
 というか、そもそも今のような政治のやり方で本当の意味での「政党の反省」などできるのでしょうか?
 これは自民党に限った事では無いのですが、まず、当たり前の事実として「党内で力を持つのは当選した議員たち」です。
 落選した議員たちは「負け組」なので彼らが何を言っても「勝ち組」側は真剣には受け取らないのではないでしょうか。
 もちろん勝ち組側も選挙の際には苦戦を強いられていたので、それなりに今までの失政に対して反省はするでしょう。
 しかし、いくら苦戦をしていようとも結果として当選してしまえば「あ~しんどい戦いだった」と既に「過去の出来事」になってしまいます。
 当選直後こそ「このままではマズイ」とは思うでしょうけど、人間がその決意をずっと持ち続けるのは難しいでしょう。
 変な例えですが正月に立てる「今年の目標」とか「抱負」みたいなものです。
 「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」のように、この「苦戦の記憶」もそこで得た「反省」と「改革への覚悟」も一ヶ月ほどすれば忘れてしまうのではないでしょうか?
 そういう意味では真に反省し改革への熱意を燃やしているのは負け組の落選議員のはずです。
 今後長ければ4年ほど復職の機会が訪れず、その間必死に色々な事を考えるでしょう。
 それこそ人生観が変わる程の経験になる人もいるでしょう。
 落選した際の選挙の敗因に関しても一生懸命考えて、解決策を見出すはずです。
 そういう意味では落選議員こそが「最も有望な政治家」と言えるのかもしれません。
 有望な政治家ではなかったとしても、その人の発言には勝ち組以上に意義のある言葉が含まれているのではないでしょうか。
 ですが、実際には落選議員は負け組として処理され、彼らの意見が党の意見に大きく影響を与える事は無さそうです。
 あくまでも主役は当選した勝ち組議員です。
 そしてその人たちの「反省」は負け組の「反省」に比べると非常に質の悪いものなのではないでしょうか。
 せっかくの落選の教訓や反省はすぐには政党に反映されません。
 そんな風に考えて行くと一つの政党が今まで以上に優秀な政党として復活するためには、一度落選し辛酸をなめ、色々な事を考えたであろう落選議員達が再選するまでは期待できない可能性があります。
 落選した議員たちが失職期間中に新たなる政策や考え方を練り上げ、有権者に支持されるような強い武器として引っさげて再当選をした時に、初めてその政党は「敗北を糧にし優れた政党として生まれ変わる」事ができるはずです。
 敗北した政党が良くなるのは落選議員が再選してからになるのではないでしょうか。
 ところが自民党のように「当選回数による年功序列」のようなシステムがあると、これもままならない。
 一度落選してしまうと例え再選してもその影響力はかなり低下してしまいます。
 政党の実権を握っているのは「口先だけの反省」しか出来ない人たちです。
 当選回数が多く落選をした事が無いということは「人生観が変わるほどの強い反省をした事が無い」という事の可能性は極めて高いのではないでしょうか。
 にもかかわらずそういう人たちだけが実権を握ってしまう。
 これではいつまで経っても「負けてしまったダメな政党」が「素晴らしい政党」に生まれ変わる事は出来ません。

 日本の将来のため、二大政党制のため、自民党には今までの自民を超えた素晴らしい政党に生まれ変わってもらわなければ困るのですが、現在の自民党が行おうとしている行為はそれとは程遠いようです。
 昨年の総裁選の折にはあれだけたくさんいた「総裁候補」も今ではすっかりなりを潜めています。
 落選したり小選挙区で落ちて比例復活している人はともかく、小選挙区で勝ち残った人もいるのですがなかなか手を挙げません。
 報道などで知る限りだと何人かの若手議員が手を挙げようとしているようなのですが、それを「派閥の領袖」という「反省知らずのオジイチャン達」が止めているようなのです。
 いわく「若い人間には任せておけない」とか「有能な人材は温存したい」とか…
 そういう後ろ向きな発想のようです。
 何考えてるんでしょうか、この爺さん達は…
 いまだに「昔の自民の常識」だけで物事を判断しているようです。
 きっと「一度総裁になったら二度と総裁にはなれない」とか「若い内に失敗したらその後の人生が台無しになる」とか、そんな風な考え方しか出来ていないのでしょう。
 何だかキャリア官僚などのエリートが「経歴に傷が付く」のを恐れるのに似ています。
 そんな事で大丈夫なのでしょうか。
 民主党の事を少し思い出してみましょう。
 野党だったので党首がそのまま総理大臣になるわけではないので、総裁=総理の自民党とは重みが違うのかもしれませんけど、民主党はある程度決まったメンバーが党首を当番制のように回しています。
 郵政選挙後だけでも数回変わっているはずです。
 また、前原誠司元代表のように若手を抜擢した事もあります。
 彼はその後大失敗をして党首を降りたわけですが、それでもいまだに党の顔の一人です。
 …他に人材がいないだけかもしれませんけど。
 理由はともあれ若手にもチャンスを与え、失敗してもそこで政治家生命が終わりというわけではありません。
 が、自民党の場合は若手にチャンスを与えず、失敗したら袋叩きにしてポイ捨て…
 こんな状態で党の再生なんか出来るわけがない。
 せっかく(?)野党に落ちたのだから、この際野党の党首として気楽に若手にチャンスを与えてみてはどうでしょうか?
 総裁=総理ではないわけですから、今までよりはある意味「総裁」の重みや責任は少ないわけです。
 一度失敗したらポイ捨て、という考えを改め若手に総裁を起用し色々とチャレンジさせる。
 経験が人材を育てる、という面もあるでしょう。
 若い総裁の下ではベテランが働けないなどというのならば、いっそ総裁の下に就く人間も若手を起用し「野党の期間=人材の育成期間」と割り切ってしまうのも一つの手ではないでしょうか。
 昔の自民党のように「まずは派閥の領袖になってから総裁を目指す」というのでは柔軟性にかける老害政党になってしまいます。
 しかもその領袖が超高齢者ばかりで、現役でいられるギリギリまで粘ってしまい、いざ領袖の座を譲られてもその時はすでに後継者が結構な高齢者になっている…というような状態ではいつまで経っても若手の人材が育ちません。
 本当に「反省」し「解党的出直し」をするのならばベテラン勢はいったん下がって若手中心の体制にした方がいいはずです。
 そして落選した議員や地方の組織の意見などにも耳を傾け、古いやり方にとらわれない新しい政治手法を生み出してこそ、本当の意味での「政党の再生」になるのではないでしょうか。
 古い自民にはサヨナラして全く新しい自民党として生まれ変わってくれる事を願います。
 それが出来なければこの国の政界の行く末は自民党が消滅し「自民党対社会党」の55年体制が「民主党対共産党」に置き換わっただけの長期独裁政権に逆戻りしてしまいます。
 もちろん政権交代など起きず、現在日本で起きているさまざまな「一党独裁政権のための弊害」も再び繰り返されてしまうでしょう。

 自民党よ、アホな事をやってないで早く党を立て直せ。
 それが今すぐ出来る「自民党の責任」のはずだ。
 一週間前まで「責任政党」と名乗っていたのだから、責任は果たせ。
 議席が大幅に減ったとはいえ、100人以上の人間が当選するほどの国民の信任を得たのは事実なのだから、その責任を果たすのは自民を支持してくれた人たちに対する義務であり礼儀でもあるだろう。
 それだって立派な「日本を守る責任力」だぞ。
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 先日の記事の一部で紹介した「変な候補者」の結果をご報告。
 まぁ当然結果は見えていたのですけど、その成果がどれほどのものだったのかを一応伝えておこうと思いまして。

 「新党本質」…北海道から比例区で出馬していました。
 自殺するくらいなら臓器提供するために自発的安楽死をしよう、という人たちです。
 落選。
 得票数7399票(得票率0.2%)でした。
 他の主な政党が数十万票を獲得しているので桁が二つぐらい足りませんけど、あの主張で7399票というのはある意味スゴイのではないでしょうか?

 「又吉光雄」…自称・唯一神、又吉イエス。
 落選。
 得票数718票(得票率0.2%)でした。
 東京一区(自民=与謝野、民主=海江田が立候補している選挙区)からの出馬。
 同選挙区では下から2番目でした。
 自称・唯一神を718人の人が支持している…
 多いのか少ないのか、判断が出来ません。

 「和合秀則」…高速道路を強行突破している人です。
 落選。
 得票数2360票(得票率0.9%)です。
 東京11区からの出馬で、同区では最下位ですが2360票。
 こんなに支持者が居て、日本は大丈夫なんでしょうか?

 「マック赤坂」…日本スマイル党党首。
 落選。
 得票数987票(得票率0.3%)です。
 自称・唯一神と同じ東京一区からの出馬でした。
 下から3番目です。
 東京一区、変な候補者の激戦区なのでしょうか?
 それとも単に「東京」で「一区」だから目立ちたがり屋が集まっているだけ?

 「維新政党・新風」…極右団体?
 今回の衆院選には立候補してなかったようです。
 いつも選挙の度に名前を聞くので、今回も当然どこかの比例区で立候補しているとばかり思っていたのですが…
 すいませんでした、私の勘違いです。

 「みんなの党」…渡辺喜美が立ち上げた駆け込み政党。
 公示前4議席が5議席に増えました。
 この人たちは泡沫候補ではありませんが、今後は埋没しそうですねぇ…
 そういえば選挙中、この党名のせいで選挙管理委員会が大分苦労したそうです。
 「みんな」という言葉がこの党を連想させて公平な選挙にならない、という理由で「みんなで投票に行こう」というような標語が使えなくなったとか。
 迷惑な名前ですね…他に名前が無かったんでしょうか?

 「新党大地」…鈴木宗男の党です。
 北海道の比例区で立候補している政党。
 得票数433,122票 (得票率13.0%)です。
 鈴木宗男のみ当選。
 収監されたらどうなるんでしょう?

 「改革クラブ」…名前は耳にしますがよくわからない政党です。
 比例区近畿と大阪17区から西村真悟だけが重複立候補。
 前職だったんですね、この人。
 小選挙区では36650票(得票率17.1%)、比例区では58141票(得票率0.5%)を得るも落選。
 代表的肩書に拉致議連幹事長とあるのですが…
 拉致問題は大丈夫なのでしょうか?

 「新緑風会」…これまた名前はたまに聞きますがよくわからない。
 今回は立候補をしていなかったようです。
 これも私の勘違いです。すいません。
 ところでこの新緑風会って何なんでしょう?
 政党ではなく統一会派というものらしいのですが…
 政治の世界にはよくわからないものがたくさんあるみたいです。

 そして「幸福実現党」…ある意味大本命です。
 あれだけ大規模に立候補をし、組織力もあるはずなのですが結果は…
 驚愕の議席ゼロ。
 史上最大の泡沫候補確定です。
 同党から立候補していたドクター中松も当然落選です。
 比例区で一人ぐらいは当選すると思っていたんですけど…
 公式サイトからの情報ですが、ちょっと気になる一文を見つけました。
 「選挙区によっては、母体である幸福の科学の信者数にもはるかに届かない得票数もあり、信者の信仰と政治選択に分離があるものと思われました。」だそうです。
 幸福の科学、ひょっとして大した事ない?
 幸福実現党とは全く関係無いのですが、宗教政党が全員落選というと嫌な過去を思い出します。
 「オウム真理党」でしたっけ?オウム真理教が立候補していた事がありました。
 あの人たちは選挙で全員落選してからテロの方向へと暴走して行きました。
 幸福の科学、ちょっと怖いです。
 その辺は大丈夫でしょうか?
 しかし同サイトには「今後、慎重に検討を重ね、次回参院選に挑戦する折には、適性ある候補者を選び、事前の政治活動を充実させていきたいと考えます。今後とも皆様のご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げます。」という一文もあります。
 とりあえず暴走はしなさそうですね。
 でも…ということは、まだやる気なの?
 諦めが悪いというか何と言うか…
 数年後に公明党みたいになってるんでしょうか。

 先日の記事で紹介したのはこの人たちだけですが、今回また気になる人を見つけてしまいました。
 と言っても候補者本人が気になったと言うわけでは無いのですが…

 「前田禎信さん」です。
 なぜこの人が気になったかと言うと泡沫候補の激戦区・東京一区から立候補していたんです。
 自称・唯一神とスマイル党のいるあの選挙区です。
 その選挙区で唯一神とスマイルのさらに下、最下位の得票数だった人です。
 得票数は652票(得票率は0.2%)でした。
 あの「変な人、二人」より下ってどんな人なのでしょう、というタチの悪い好奇心を駆り立てます。
 グーグルで検索してみたのですが、よくわかりません。
 無所属の新人で元特定郵便局員だそうです。
 普通の人、という事でしょうか?
 全く同じ好奇心の元、もっと得票数の少ない人はいないのだろうかと新聞を睨んでいた所一人見つけました。
 「郡 昭浩さん」です。
 愛媛一区から立候補。
 得票数は578票(得票率0.2%)です。
 やはり検索しても詳細が不明です。
 無所属新人、元塾講師以上の事はわかりませんでした。
 やはり「普通の人」なのでしょうか?
 普通の人が立候補。
 得票数を考えると「何で立候補したんだ?」という気になりますけど、本来民主主義ってこういう「普通の人」が「普通に立候補」するものなんですよね。(ちなみに、得票数が3桁だった人はこの4名だけのようです)
 そういう意味ではこういう普通の人が立候補するのは決して間違った事ではないし、むしろこういう人が増えてもいいはずです。
 ただ、現実的に考えるとやはり無謀かと。
 仮に当選してしまったとして、何が出来るのか不安ですし。
 あえて冷静に指摘をするなら「なぜいきなり国政に出た?」というところでしょうか。
 政治は素人が当選していきなりどうこう出来るものでもないでしょう。
 そのような事になったら、当然官僚任せになってしまいそうですし。
 現実的な妥協点を挙げるなら、「まず地方選挙に立候補せよ」ということでしょうか。
 いきなり国政に出るのならばどこかの政党に所属するべきでしょうし、どうしても無所属で行きたいのならばまず市区町村議員選挙に挑戦し、政治の経験を積むべきなのではないでしょうか?
 そこから都道府県議会に行き、国政へ、というのが流れとしては現実的なのではないかと思います。
 余談ですが、村山富市元総理がこの順で進み最終的には総理大臣になりました。
 無所属ではありませんけど…
 市議会→県議会→衆議院、という順番です。
 一応、「普通の人」でも段階を踏んでいけば総理大臣になれる可能性はあるわけです。
 確率は物凄く低いですけど。
 政治を志すなら、まず地方議会を目指してみてはいかがでしょうか。
 普通の人が地方議会に次々と立候補し、その中から優秀な人がステップアップして国政に行く。
 そういう流れが社会全体に起きてくれれば、この国はさらに大きく変わるのではないでしょうか。



 ところで、今回の選挙で自民党に巣食っている「ぬらりひょんズ」が何名か落選したようです。
 まだまだ何人か自民党内にぬらりひょんは生き残っているようですが、今後徐々に減っていくのではないでしょうか。
 何がしたいのかわからないけれど、なぜか政界に居座り続け議席を保守し続けるぬらりひょん達。
 彼らが一掃される時はそんなに遠くないかもしれません。
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 追記
 「えいはち」さんから貴重な情報をいただきました。
 えいはちさんのブログ「えいはち@十二社の行動」の記事、「日曜日が待ち遠しい!」にて東京一区の選挙のポスター掲示板が掲載されています。
 また、自称・唯一神の主張や前田禎信さんが掲載されている選挙公報の写真も掲載されています。
 ポスター掲示板の写真ではスマイル党の怪しげなポスターも拝見できます。
 ぜひ、一度ご覧になってください。
 ・えいはち@十二社の行動「日曜日が待ち遠しい!」へ←リンク

 前田禎信さんに関しては新しい情報を見つけました。
 「652票…“アニメ政策”訴えた38歳無職男の自爆選挙(夕刊フジ)」←リンク
 この記事によると前田さんはアニメ「コードギアス」の設定を参考に「合衆国日本!」をスローガンにし、アニメーターの所得向上や若手アイドルが活躍するイベントスペースを国費で借り上げるなど、「アキバ系政策」とでも呼べそうな案を提唱していたようです。
 …やっぱり変わり者の「変な人」だったのでしょうか?
 それでも他の変わり者候補者に比べれば遥かにマトモな候補者なのかもしれません。
 記事の印象からすると「社会の底辺代表」「オタク代表」という見方もできそうです。
 こういう人が自由に立候補できるというのも、民主主義が機能しているという証明なのではないでしょうか。

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