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 バラマキとか無責任と言われている民主党のマニフェストの財源ですが、ようやくどういう事なのかがわかりました。
 こちらの「全省庁の金庫をひっくり返す(←ニュースサイトへ)」と言うニュースで長妻議員が「自民党のイメージは、従来ある予算の山から少しずつ削ってきて新たな政策に回す、というもの。我々はまず、何もないところにマニフェストで掲げた政策の山を作る。少なくともマニフェストの予算はつくわけです。イメージは『削る』ではなく『組み替える』です」と言う風に説明しています。
 なるほど。
 先にマニフェスト実現に必要な予算を全体から引いてしまって、残った予算で日々の業務を遂行するように創意工夫をせよ、という所でしょうか。
 これなら確かにマニフェストは実行可能ですし、マニフェスト分の予算に関しては何の心配も要りません。
 これって、貯金が出来ない人に貯金をさせる時のテクニックにも似ています。

 わかりにくい人の為に簡単に説明すると、今現在年収300万で生活をしている人「Aさん」がいるとしましょう。
 Aさんの貯金はゼロで、毎月お金がほとんど残りません。
 この時点で「無駄遣いを減らして、貯金しよう」と思っても、なかなかできないのが現実だったりします。
 こういう人は日々の生活を改めて見つめ直しても、どこで無駄遣いをしているのかがよくわからなかったりします。
 実際、本人も無駄遣いをしているとは思っていません。
 それなのにお金が残らない。
 なぜでしょう?

 実はこういう人は「気付かない無駄遣い」をしてしまっているケースが多いそうです。
 そこでこういう人に貯金をさせるにはどうしたらいいか、という事になります。
 その方法の一つが「貯金分を先に抜いてしまう」という方法です。
 仮に月の手取りが20万円だったとしましょう。
 今までは月末になるとこの20万が底を尽いてしまっていたわけです。
 この状況を改善するために「毎日節約を心掛けよう」という程度ではおそらく改善しません。
 そのために「先に引く」という方法が有効なのです。
 例えばAさんが「月に5万ずつ貯めたい」と考えたとしましょう。
 それを達成するということは月に15万で生活する、という事です。
 なので、給料が出たらその場で5万を貯金用の口座に移すなどして、いきなり減らしてしまうのです。
 そうするとどうなるでしょう。
 Aさんは本人がどう思おうと、残り一ヶ月を15万で生活しなければなりません。
 「日々心掛ける」などという悠長な精神論ではなく、実際に1円でも無駄にしたら月末に飢えて死ぬかもしれない、という状態になります。
 毎日食べている食事のレベルをちょっと落とすしたり電気をこまめに消したり、酒やタバコを減らしたり遊びに行く回数を減らしたり、今まで買っていた雑誌を買うのを止めたり…
 などなど、ありとあらゆる場所で「お金を意識して生活する」ようになります。
 今までだったら、「ちょっと喉が渇いたからジュースでも飲もうか」と買っていたのを止めたりするわけです。
 家賃が高くてどうにもならないと思ったら家賃の安い所へ引っ越すかもしれませんし、コンビニで買い物をするのを止めてスーパーの安売りを中心に生活するようになるかもしれません。
 自動車を持っていても乗らなかったり手放したりするかもしれませんし、保険の見直しなどもするでしょう。
 簡単に言えば「生活レベルを強制的に落とす」という事になります。
 そうする事で無理矢理に貯金をするわけです。

 民主党の考え方はこの「強制的な貯金法」に近いのだと思います。
 今までの自民党のように無駄遣いを自己申告させて止めさせたり、全体としてこれくらい減らすという目標を掲げてそこへ向けて削減するのとはちょっと違います。
 まず先にマニフェスト実現のための予算を先に引いてしまうわけですから。
 しかも貯金と違いその予算は実際に使ってしまうわけですから、節約生活が上手く行かなくなっても取り戻す事は出来ません。
 先にマニフェスト分を抜き、残った予算で例年通りの仕事をしなければならないわけです。
 緊急性の無い予算はどんどん先送りされ、場合によっては未来永劫実現される事はなくなるかもしれません。
 道路や整備新幹線なども無期限凍結されるかもしれません。
 それだけで足りなければさらに厳しい「経費削減」に走る事になるでしょう。
 各省庁の冷暖房の温度を調整したり、蛍光灯の数を減らしたり、資料の紙を無駄遣いしないように縮小印刷をしたり、使い終わった資料の裏の白紙部分をメモ用紙にしたり…
 たまにメディアで紹介される「ドケチ生活」「ドケチ経営」のような事を省庁を挙げて行う事になるかもしれません。
 公用車の買い替えのタイミングも長くなるでしょう。
 3年~5年で新車に買い替えていたのを、10年~15年周期にして中古車にしてしまうかもしれません。
 究極的には「壊れずに走っているうちは絶対に買い替えない」という事になるでしょう。
 霞ヶ関周辺を移動するだけなら公用車を使うな歩け、という事にもなるかも。
 事務次官などが「警護上の問題がある」と主張しても、「だったら幹部専用のマイクロバスでも作って各省庁を巡回させて、各省庁の次官や幹部は全員相乗りしなさい」というような方法もありそうです。
 パソコンなどの買い替えも遅くなるのではないでしょうか。
 何年も前の時代遅れのパソコンをいつまでも使っていたり、OSは「ウィンドウズは高いので無料で使えるリナックスにしよう」という事になるかもしれません。
 人件費の削減の為にサービス残業をたくさんしろ、と労働基準法違反同然の事を要求するかも。
 民間で「名ばかり店長」「名ばかり管理職」というのが問題になりましたが、あの状態を官僚に要求するのかもしれません。
 公務員の数が多すぎる、という事で多くの公務員をリストラして派遣社員やパートやアルバイト中心にして人件費を削減する可能性だってあります。
 職員のための食堂や売店など、外より安く提供しているような部分も廃止し、省内のコンビニを出店させてテナント料を稼ぐ、という事もやるかもしれない。
 オフィスにデスクを詰めて置き、フロア全体を過密状態にして使う事でどこかの階を丸ごと空室にして外部に貸し出すなんて事もするかもしれないし、霞ヶ関は土地の値段が高過ぎるのでどこか安いところを引っ越すという可能性も出てくる。省庁の場合引越しのメリットは無いかもしれないが…
 他にも省庁や宿舎の建物の建て直しのタイミングを遅らせて、築50年経とうが100年経とうが使えるうちは使い続ける、という方法もできます。
 政府が協賛するようなイベントも減らすでしょうし、政府が作るポスターなども枚数が減ったりカラーから白黒になったり紙質が悪くなる事もあるでしょう。
 国会議員の経費も削減されるでしょう。
 歳費ももちろんの事、通信費などの必要経費も「領収書を出して実費のみ認め、しかも職務に無関係と思われるものは一切認めない」とか。
 議員宿舎なども維持管理にお金がかかるので止める必要がありそうです。
 それでも予算が足りなかったら、ボーナスなども削るでしょうし。
 自衛隊の実弾演習なども回数が減るかもしれませんよね。
 自衛隊の人員削減は防衛戦略上簡単に行うわけにはいかないでしょうけど、予備自衛官を大幅に増やし彼らに対する訓練回数を増やすというような方法で、人件費が削減できるかもしれません。
 場合によっては「国民皆兵制度」に近いような予備自衛官制度にする事で、人数の面では現状を維持しながらも全体としての経費を減らすという形に持っていくことも出来ます。それで本当に防衛力が維持できるのかどうかは疑問ですが…

 民主党の言う無駄遣いを減らすというのは、今までのように明らかに無駄なものを減らすというようなレベルではなく、非常にビジネスライクな「徹底した経費削減」になる可能性が強そうです。
 それでも予算が足りなかったらどうするのでしょうか?
 まさか経費削減の為に「休業」なんて事にはならないとは思いますが…

 こういう「最初から予算をギリギリもしくはちょっと足りないぐらい」にする事で強制的に経費を削減させるというやり方は一応あります。
 いままで「予算は使い切るもの」という意識でいた公務員がそういう「民間よりも厳しいコスト意識」で仕事が出来るかどうかは疑問ですが、商魂たくましく経費削減に努め少しでも利益を上げよという政府に変えていく、というのが民主党のやり方の最終的な形になるのではないでしょうか。

 先に予算から引いておく、という民主党のやり方なら財源の問題を一切気にせずマニフェストを掲げる事が出来ますし、マニフェストに書かれている事を実現するのも不可能ではないでしょう。
 が、その結果今まで普通に行われていた日常業務に差し支えが出る可能性もあるわけです。
 気象衛星の打ち上げなども耐用年数が過ぎても使える内は使い続けようというスタンスで行った結果、壊れて使えなくなった途端に大慌てで対策を立てる、というような事になるかもしれません。
 行政サービスがいつの間にかものすごく低下している、という事にもなるでしょう。
 もっとも、今まで十分な予算を使っていたはずの社会保険庁が「消えた年金」騒動を起こしているわけですから、予算が十分あるから立派な行政サービスが出来るとも限りません。
 予算をかけてもダメ、予算をかけなくてもダメならば、予算をかけない方がまだマシという考え方も出来そうですけど…
 予算を減らした状態で行政が今まで通りの日常業務をこなす事が出来るのか、というのが問題になりそうです。
 古くなった道路がいつまで経っても改修されない、というような悩みは今まで以上に増えるかもしれませんね。
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マニフェストは?

 ようやく衆議院が解散しました。
 「この国が大きく変わるかもしれない大事な選挙だぞ」と思っていたのですが、自民・民主共にマニフェストはまだ発表されていないようで…
 まだ公示されたわけではないとはいえ事実上の選挙戦に突入したわけですが、それでもマニフェストを出さないというのはどういう事なんでしょうか?
 民主党の方は自民党の出方をうかがった上で月末だか8月上旬だかに発表するらしいのですが、自民党の方はそういう情報もないみたいです。
 自民党の立候補者からも「早くマニフェストを出してくれ、丸腰では戦えない」という意見が出ているようなのに…
 麻生降ろしで署名集めをする暇があったのだから、マニフェストの内容でも詰めておけば良かったではないでしょうか。
 そういう優先順位もわからないみたいです。
 さらに一部の議員は「勝手に独自のマニフェストを作る」とか言ってるし。
 マニフェストの意味、わかってるんでしょうか?
 当選したらそのマニフェストを「実現させなければならない」のですよ?
 党本部と言ってる事が違ったら、当選しても実現できないじゃないですか。
 それはつまり最初から守れない約束をするという事であり、詐欺みたいなもんですよ。
 自民党議員のレベルってその程度?
 まぁ民主党の「相手の出方をうかがって」という態度も政権交代を目指す政党の態度としてはどうかと思いますけど。
 仕方ないのかなぁ、今の自民党って「民主党より優れた政策を実行します」という一文だけを「マニフェスト」と称して発表しちゃいそうな感じですから。

 報道の世論調査の印象を大雑把にまとめると「民主は危ないけど自民は論外」というのが国民の大部分の意見のようです。
 自民の支持率が低いのは自業自得とはいえ、民主積極的に支持しているわけでもなくいわば「消去法」に基く「民主党支持」です。
 支持層としては非常に脆い。
 投票までにはまだ一月以上あるので、この脆い支持基盤ではもしかしたら逆転の可能性が残っているかもしれません。
 今後自民党は必死になって「民主党のネガティブキャンペーン」でもやるのでしょう。
 敵失を望むしか道がない政権与党…
 ちょっと情けないです。
 でも、こういう世論ってクセモノなんですよね。
 以前石原都知事が選挙戦の折「反省しろよ慎太郎、だけどやっぱり慎太郎」とかいうキャッチコピーで再選してますから。
 今度は「反省しろよ自民党、だけどやっぱり自民党」で行っちゃうかもしれない。
 さらに「何でもやります自民党」「生まれ変わった自民党」と、口先だけで並べたら意外とどうにかなってしまうかもしれません。

 逆転に賭けたのか先日まで麻生降ろしをしていた人たちは突然掌を返したように「総理の演説は良かった」と絶賛しています。
 …演説だけ上手くてもねぇ?
 選挙前に混乱している姿をアピールしない方が良い、という考えなのでしょうけど、それなら先日までの麻生降ろし自体を止めるべきだったのでは?というのが正直な感想。

 個人的には麻生総理が特別無能だったとは思っていません。
 少々…いや、失言などを考えるとそれなりに問題のある人物だとは思いますが、それでも今の自民党の中ではマシな方なのかもしれませんし。
 それよりも問題なのは自民党そのものの方でしょう。
 例えば麻生総理が感じを読み間違えた時、党内からはあまりかばう声が聞こえませんでした。
 最初の誤読の時って自民党の大部分が「麻生総理でOK」と総裁選で決めた直後ですよね。
 それなのに誰もかばわなかった。
 あの時誰か一人でも「読み間違いぐらい誰にでもあるさ」とか「初めて総理大臣になったから緊張していて間違えたんだろう」とか、そういう事を言う人がいても良さそうなものですが…
 その後も総理を支えず、挙句の果てに麻生降ろし。
 そもそも前任者の福田総理も同じ様に支えてもらえていませんでした。
 あえて言います。

 ダメなのは

 麻生じゃなくて

 自民です!!


 いい加減に自民党議員もその事に気付いた方が良いと思うのですが…

 さて、麻生総理解散後に記者会見で三つの約束というのをしました。
 ・景気回復
 ・安心社会の実現
 ・政党の責任力
 だそうです。
 どれもこれもキチンと筋の通った話でした。
 話だけ聞いている分には全く問題が無い。
 立派なものです。
 問題なのは演説そのものではなく「実際に出来るのか?」という部分なんですけど。
 景気回復に関しては異論はありません。
 ただ、今回の不景気はアメリカ発でありそれが世界中に広がっています。
 麻生政権の今年の景気対策自体はさほど間違っていたとは思えませんが、突出して優れていたかどうかはわかりません。
 誰が政権を取っても同じ様にやっていたでしょうし、他に選択肢など無かったようにも思えます。
 元々が「巻き込まれただけ」という側面の強い不景気ですから、日本独自で頑張ってもどこまで成果が出せるかは未知数。
 どうしても景気回復に関しては外国頼みの面が出てしまう。
 公約に掲げるのは当然だとしても、その実現の程は自民も民主も対して変わりがなさそうです。
 この景気回復に関して、日本の産業構造全体を大幅に変えるつもり、と言うのならば話は別ですがそんな事をすれば大混乱は必至。
 そういう事ができない以上、この約束は有って無いような物でしょう。

 二番目の安心社会の実現ですが…
 むしろ「何で今まで長い間政権与党に居たのに実現できてないの?」という素朴な疑問の方がつきまといます。
 雇用や老後や少子化などについて触れてましたが、雇用不安を引き起こしたのは「行き過ぎた規制緩和」が原因であり、それをやらかしたのは他でもない自民党です。
 老後の安心は大事ですが、「消えた年金」はどうなったのでしょう?
 あれ、安倍政権の時の課題だったような…
 2年以上の時間があったはずなんですけど、まだ出来ていない。
 少子化対策もずいぶん前から(10年以上前からですよね)言われているのに成果が上がっていない。
 「色々な対策の為に財源が必要なので、景気が回復したら消費税を上げ、負担をお願いするだけというわけには行かないので政府としても行政改革を進め無駄遣いを減らし…」というような事も言ってました。
 真に正論でございます。
 この正論、何年前から言ってましたっけ?
 橋本内閣の辺りでも言っていたような。
 もっと前からかな?
 判で押したような常套句になってます。
 消費税が3パーセントから5パーセントに上がった時も「行政改革をして無駄遣いを無くし…」と言っていたはずなんですけどねぇ。
 聞き間違いでしょうか?
 聞き間違いじゃなかったら「まだやってなかったの?」というのが正直なところ。
 5パーセントに上がった時に「行政改革をして無駄遣いを無くして」いるはずなのですから、そもそも現時点でこの言葉が出てくること自体「自民党の怠慢」を表しているのではないでしょうか。
 これらは麻生総理の責任ではないので、やはり前言の

 ダメなのは

 麻生じゃなくて

 自民です!!


 の範囲ですけど。
 さらに一言付け加えるのならば…「病気になって働きもせず、食べたり飲んだりたらたら寝ているだけの人間に何で俺が払った社会保険料が使われているんだ」と暴言を吐いた麻生総理に「安心社会の実現」とか言われましても…

 三つ目の「政党の責任力」とやらなんですが…
 推して知るべし、でしょう。
 政権をさんざん放り投げたらい回しにした政党に「責任」とか言われても困るんですけど。
 先ほども言いましたが、ずーっと前から言い続けている「行政改革」やら「無駄遣いを無くして」というのが実現されていない。
 郵政選挙で3分の2を取り、先の参院選で国会がねじれる前にもかなりの時間があったはずなのですが、その間何をやっていたのでしょうか?
 選挙の直前だけマジメになられても信用できませんよ。

 他にも何か言ってましたね。
 若者が希望を持てる社会を作るとか何とか。
 ぜひ実現して欲しいのですが、世襲問題はどうするの?
 世襲と若者の希望は関係無いだろう、と思いますか?
 自民党というところは橋下大阪府知事によると「公認を貰うのも大変」なんだそうです。
 もし熱意のある若者が「俺が政治家になって社会を良くしてやるぜ」と希望を持ったとしても、なかなか公認がもらえないんですよね、きっと。
 でも世襲議員は比較的容易に公認が貰えちゃったりする。
 …すでに若者の希望を一つ踏みにじってるじゃないですか!
 どーすんのよ、コレ。
 そういえば古賀さんが東国原知事に出馬要請をした際にこういう事を言ってましたね。
 「今の自民党には無い、新しいパワーが欲しい」とか。
 逆に言えば今の自民党って、若くて志のある人間から見ると魅力が乏しい政党なのか、もしくはそういう人間を見つける事が出来ない政党になっているという事でもあるわけですよね。
 若者に希望って…
 どこまで本気なんでしょうか?

 後は何だか民主党の悪口ばかり言ってましたけど。
 既に姿勢が「野党の野次」っぽい印象を受けるのはなぜでしょう?

 今まで政権を担当してきたのだから自民党には一応「政権担当能力」とやらがあるのでしょう。
 ですがその中身は「官僚任せ」という面がとても大きいのではないでしょうか?
 「自民党の政権担当能力」=「官僚の政権担当能力」だと思うのですが。
 その結果の役人天国であり、進まない行政改革であり、無くならない無駄遣いなのでしょう。
 自民党の政権担当能力とは「官僚に操られるのが上手い」という人形としての能力、と言ってしまうのは言い過ぎでしょうか?
 対する民主党は「官僚支配からの脱却」も掲げています。
 本気でやったら官僚との全面的な争いになりそうです。
 きっと足を引っ張られるでしょうし、今の民主党に官僚抜きで政治をこなせる能力があるかどうかは未知数。
 無いかもしれません。
 民主党を選ぶと日本は変わるでしょうが、変わる前にストップする可能性アリ。
 大丈夫か?
 自民党が言うほど民主党がダメだとは思いませんが、民主党自身が訴えるほどの能力はあるかどうかは疑問があります。
 それでも今の自民よりはマシだとは思いますけど…
 過度の期待はしない方が良さそうです。

 今回の選挙戦を見ていると「実績はあるけど怠慢で傲慢な人たち(自民党)」と「やる気はあるのだけれど能力に不安のある人たち(民主党)」の争いだと感じます。
 この二択しかないのでしょうか?

 長い長い視点、30年先50年先を考えるならば政権交代がいつでも出来る、つまり「自民党以外の選択肢がある」というのは望ましい状態だと思います。
 「一つの政党が未来永劫立派なまま」なわけはないのですから、一方の政党がおかしくなったら政権交代をし下野した政党にはその問題点を改善して次の選挙で政権を目指してもらう、というシステムの方が社会全体にとってはプラスです。
 そういう社会に変わるためのタイミングが「100年に一度の経済危機」で「北朝鮮が変な動きをしている」現在、というのが何ともイヤな感じですが。
 今この瞬間に「自民が良いか民主が良いか」だけで判断するだけでなく、長い眼で見て「自民が長期政権を続けた方が良いのか民主党が政権交代を成功させた方が良いのか」や、そもそも「二大政党制が良いのか中小政党乱立型が良いのか」など、さまざまな視点がありそうです。
 そういう風に考えてみるのも大切なのではないでしょうか。
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 ようやく衆議院の解散の方向が決まったようです。
 長かったなぁ…
 選挙をやるやると言い続けて約一年。
 やっと解散する気になったか、という感じです。

 さて、都議選だけでなくこのところ自民党に対する逆風が凄まじく自民党の関係者達は「すべて麻生が悪い」という見解のようなのですが、この考え方は本当に正しいのでしょうか?
 私には一番大切な事が見えていないような気がするのですが…
 麻生総理の肩を持つつもりは無いのですが、彼、本当にそこまで酷い人物なのでしょうか?
 問題はたくさんあります。
 失言が多かったり漢字を読み間違えたりホテルで高い酒を飲んでいたり、内閣の人事を「お友達」で固めてみたり…
 個人の資質だけでなく今回の金融危機や派遣切りなどの経済的な問題に対して「極めて有効な対応」が出来たとも思えません。
 が、個人の資質は過去に「もっと酷い総理大臣」もいましたし、経済問題の対処法も世界各国どこを見渡しても似たり寄ったりで特別日本が酷すぎる、という事も無いでしょう。
 麻生総理が「極めて優秀」だとは思えませんしそう思うだけの実績も残せていませんが、反面「極めて無能」「救いようが無いほどの疫病神」というわけでもなさそうです。
 100点満点中、高く評価する人で60点、低く評価する人で30点ぐらいではないでしょうか。
 凡庸かもしれませんが無能とも言い切れないでしょう。
 また、ねじれ国会という状況を踏まえるとなかなか思うような結果が出せないのも仕方が無い。
 そういう要素も考えるともしかしたら「優秀なんだけど力が発揮できなかった」という可能性も残っています。
 …まぁ優秀な人間なら失言があれほど連発するとも思えませんけど。

 それでも自民党の支持率はどんどん下がっていきます。
 では、他に何が問題だったのか?
 正直問題点など探せばいくらでも出てきそうですが、今回は「自民党そのもの」について考えてみましょう。
 今の自民党、どう思いますか?
 優秀でしょうか、ダメダメでしょうか?
 それなりに頑張っているように見えますか、それともサボっているように見えますか?
 少なくとも私には数年前に比べて明らかに劣化しているように思えます。
 少し思い出してみましょう。
 かつて「森嘉朗」という伝説的な総理大臣がいました。
 失言の数は数え切れず、トンチンカンな答弁も連日連夜。
 IT革命をイット革命と呼んでみたり、常識ハズレのコメントを出したりとマスコミを楽しませるのに事欠かない人でした。
 当然支持率も低下し「消費税並みの5パーセント」になった事もあります。
 総理の資質としては麻生さんよりもかなり低そうです。
 それだけではありません。
 この人、何で総理になったのかがいまだによくわからない人です。
 前任の小渕総理が急死した為、急遽総理になってしまったのですがこの際「密室で決まったのではないか」と疑われています。
 いまだに真相がわかっていないのではないでしょうか。
 民主主義国家なのに極限られた数名の人間の判断によって一国の総理が誕生してしまったという異常事態です。
 国民の信を得ていないどころか、総裁選をしていないので自民党内の信すら得ていない状態です。
 緊急事態とはいえ信じられない事です。
 しかも「選挙までの暫定総理」かと思ったらいつの間にか1年も続いてしまいました。
 おかしな話です。
 なぜこのような人が総理の座に1年も居続けていたのでしょう。
 当然磐石というわけでもなく、途中「加藤の乱」も起きています。
 それでもそういう問題を乗り越えてしまいました。
 乗り越えられた理由は色々あるでしょうけど、一言で言えば「自民党に人材がいたから」というところでしょうか。
 総理大臣がアホでも、それを支える内閣が機能していたようですし(一部問題もあったようですが)自民党内も「森総理を支えよう」と一丸となっていました。
 当時森派の会長だった小泉純一郎も吠えまくってました。
 他のベテラン議員も支えてました。
 「総裁選をしていないのに」ですよ。
 あの頃の自民党には「どんな経緯であれ総理大臣になったのだから支えて行こう」という考えがあったのでしょう。
 翻ってみて、現在はどうでしょう?
 麻生総理を誰か支えていますか?
 しかも森総理と違って麻生総理は「総裁選を経て」総理になった人ですよ。
 それもギリギリで勝ったのではなく、党内の7割ぐらいの支持を集めてダントツで勝っていませんでしたか?
 1年ほど前に自民党自身が「麻生で行こう、麻生なら大丈夫だ」という事で皆で支持して誕生した「麻生内閣」なわけです。
 それなのに誰も支えない…
 人をおだてて褒めておいて上に上がったらハシゴを外す。
 そんな状態になってます。
 麻生総理だけでなく福田前総理も同様の扱い。
 自分達で総理大臣を選んでおきながら、それを支えない自民党って何なんですか?
 そういう自民党の体質自体が逆風の本当の原因なのではないのですか?
 本来なら麻生政権発足直後に解散総選挙のはずでした。
 ところが発足直後の支持率が50パーセントほどだった。
 そこで急遽解散を取りやめてしまった。
 当時民主党の鳩山さんが「50パーセントしかないと騒いでますが、50パーセントもあるじゃないですか」と皮肉を言ってましたが、結果的にはまさにその通り。
 麻生内閣の支持率はあの時をピークに下がりっぱなしで、あの地点を越えた事が無かったような…
 もしあそこで解散していたら3分の2は割っていたでしょうけど、過半数は超えた可能性が高い。
 例え、ねじれ国会であっても「直近の選挙で過半数を取っている」のならば一応「民意」と言えるでしょう。
 そうなればねじれ国会でもねじれ国会なりにそれなりの政策を実行できたはずです。
 しかし現実はそうはならなかった。
 なぜでしょう?
 自民党内の一部の議員が議席を失うのを恐れたからではないのですか?
 小泉郵政選挙で「実力も無いのに当選してしまった人たち」やその周りの人たちが解散に反対したから、麻生総理は解散できなかったのではないでしょうか。
 その後支持率は下がり続けます。
 「麻生が悪い」で良かったのでしょうか?
 国民がそういうのはかまわないでしょう。
 ですが、自民党の議員がそれを言う資格は無いはずです。
 自民党皆で「麻生でOK!」と選んだ麻生総理ですよ。
 それを選んだ側から「ダメだった」はないでしょう。
 さらに言えば総理がダメなら周りが支えれば良いだけの話です。
 森総理はダメな人なのに皆に支えられて総理大臣を続けられました。
 それなのに麻生総理は支えてもらえない。
 「人徳の致す所」と言えばそれまでですが、何だか可哀想ですよね。
 皆に選ばれたわけでもない森総理は皆に支えられ、皆に選んでもらった麻生総理は支えてもらえない。
 理不尽です。
 この理不尽は「自民党が劣化している証拠」ではないのでしょうか?
 加藤の乱の時は党内皆で吠えてました。
 麻生降ろしでは誰もかばっていません。
 何人かが「そういうのはよくないんじゃないかなぁ~」なんて反対意見を出してますが、当時の小泉さんたちに比べると全く迫力が無い。
 「お友達」のはずの内閣の面々も吠えたりはしない。
 自分の身を盾にして総理を守ろうという気概は感じられない。
 本当に「お友達」内閣なのでしょうか?
 友達と言うにはあまりにも薄情な面々が揃っているような気がするのですが。
 友人だけで組閣をするのが良いとは思いませんが、「厚い友情で結ばれた仲間達」内閣ならもうちょっと何か成し遂げてくれそうなものです。
 「お友達内閣」と呼ばれながらもその実「取り巻きで組閣しただけ」だったのではないでしょうか。
 友人と違い取り巻きは「相手を利用してやろう」と考えているだけです。
 「お友達」と思っているのは麻生さんだけで、実は皆に利用されているだけだとしたら…
 本当の友達なら酒飲んで会見して足引っ張ったり、失言して足引っ張ったりしませんよねぇ?
 それに仮に失敗をしても本当の友達なら自分から身を引くはずです。
 それをグズグズと居座り、麻生総理の温情にすがるだけ。
 本当に「お友達」だったの?
 「友情の片思い内閣」が本当の姿なのかもしれませんよ。
 ますます憐れです。

 「おトモダチ」には支えてもらえず、他の議員も文句ばかり。
 支持率が下がるのは全部「麻生総理の責任」と押し付けるだけ。
 自民党議員は一体何をしてきたのでしょうか?
 「総理大臣」に人気のある人を就けて、その人の人気のおこぼれに与って当選しようというセコ~イ魂胆なのではないでしょうか。
 そのセコ~イ魂胆がイヤで自民党離れが起きているのではないのですか?
 政党政治である以上、党首の顔は重要ですが本来の民主主義では「候補者個人が有権者の信頼を得られるかどうか」が重要なはずです。
 それがすべての基本です。
 その基本を忘れてしまった自民党だからこそ、みんな離れているのではないですか?
 小選挙区制で「一人しか当選できない」から党首の顔が重要という考え方もわかりますが、それは他党も同じ事。
 それに全ての人間がその党首の事を好いているとも限らない。
 結局は候補者個人が信用されているかどうかが大きいのではないでしょうか。
 少なくとも「本当に実力がある」のならば党首が誰であろうと当選するはずです。
 党首の顔だけが重要と言うのならば、すべての選挙区で同じ党が勝つはずですから。
 比例代表の方も党首の影響は大きいでしょうけど、最終的には「党の力」でありそれまでの党の実績やマニフェストの影響も大きいでしょう。
 それらは党首一人の力ではなく、議員一人一人が党のために力を尽くせば自然と良い物が出来るはずです。
 そういう努力もしていない。
 候補者一人一人の「誰かの人気を利用しよう」とか「党の力を利用しよう」という意思、もっと言えば「自分は何もしないで他人任せにして楽して政治家になりたい」という発想が透けて見えるから、有権者は嫌気が差しているのではないでしょうか。

 自民党に逆風が吹いている理由は麻生総理個人だけの責任ではなく、自民党議員一人一人が招いた結果なのではないでしょうか。
 そういった点に目を向けずに「麻生降ろし」だの「麻生で選挙は戦えない」だの言っているうちは、未来永劫支持は取り戻せないでしょう。

 自民党の賞味期限は森内閣当時に切れているはずです。
 それがここまで長く続いているのはなぜでしょうか?
 もちろん小泉純一郎による功績が大きいのでしょうけど、小泉の何がそうさせたのかという所まで考えないと本質は見えてこないはずです。
 選挙で対立軸を作るのが上手かった、など戦術的な要素も挙げる事ができるでしょうけどそういった要素も国民が興味を示さなければ意味が無いはずです。
 何が国民の気を引いたのかを考えれば「自民党をぶっ壊す」ではないでしょうか。
 しかし、国民の多くは「自民党」が本当に嫌いだったのでしょうか?
 それも少し違うと思います。
 国民はもっと単純に「閉塞状況を打破して欲しかった」のではないでしょうか。
 簡単に言えば、とにかく「社会を変えて欲しかった」という事でしょう。
 その「変えて欲しい社会」の象徴の一つが「自民党」であり、行政そのものだったのでしょう。
 郵政民営化も「とにかく社会を変えたかった」というのが本音ではないでしょうか。
 郵政民営化をしたかったのではなく「抵抗勢力」を一掃したかったのではないでしょうか。
 「抵抗勢力」というネーミングはまさに「変わってくれない社会」の象徴のようではないですか。
 国民の多くはあの時から「社会に変化が欲しかった」はずです。
 だから小泉に期待し3分の2を与えた。
 でも「変わらなかった」
 この失望感もかなり大きいのでしょう。
 あの時点ではまだ自民党を見捨ててはいなかったのでしょう。
 とにかく「変わって欲しかった」のでしょう。
 当然「自民党にも変わって欲しかった」のでしょうし、できれば「生まれ変わった自民党に投票したかった」のではないでしょうか。
 しかし「変わらなかった」し「変われなかった」し「変わろうともしなかった」
 そこで「社会を変えるため」に今度は「政権交代」を期待しているのでしょう。
 政権交代をすれば「社会が変わるはず」だから、今その期待が大きくなっている。
 逆に言えば自民党が今すぐ「大きく変われば」国民の支持を取り戻せるかもしれない。
 例えば古い印象を与えるベテラン議員には全員次の選挙では立候補を見送ってもらい、若手の議員を党の中心に据えてみるとか。
 マニフェストもわかりやすくかつ具体的に書き、数値目標と達成予定日時とその方法も書き込み、もしも達成できなかった際のペナルティも決めておくなど。
 国民の多くが「本気で自民党は変わった」と思えば、支持は戻ってくるはずです。
 …それが出来ないから支持が離れているのですが。
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 麻生総理の内閣改造に絡み「東国原知事、入閣か?」などと一部で騒がれてましたけど、結局は大きな進展は無し。
 一体何だったのだろう、この騒ぎは…
 マスコミが面白がって騒いでいただけのような気もしますが。

 それらの報道の中には東国原知事を比例代表の一位(なぜか東京ブロックの一位)にするとか、地方分権改革担当大臣(特命担当大臣)にするとか、例のマニフェストを全部入れるとか、憶測が流れていたわけですけど、仮にこの憶測が正しかったとして、それでこの国は変わるのでしょうか?
 比例代表での優遇は知事個人の話なので置いておくとして、「特命担当大臣」と「マニフェスト」で本当に東国原知事の訴える地方分権が実現できるとは思えません。
 特命担当大臣には今までいくつかありましたけど、それらがどこまで実行力を発揮できたのかというと疑問が残る所が大きいです。
 ここ数年の内閣には「行政改革担当大臣」というのがよく存在していますが、行政改革は進んだのですか?
 少しは進んでいるのかもしれませんが、国民が実感できるほどの変化ではない。
 東国原知事が「地方分権改革担当大臣」とやらになった所で、おそらく何も変わらないでしょう。
 マニフェストに関しても同様。
 今回の東国原知事の人気を利用しようと言わんばかりの自民党の動きですが、以前同様にその人気だけでどうにかしてしまった小泉フィーバーを再現しようという目論見ですよね。
 そのフィーバーの張本人が「公約を守れない事は大した事ではない」とそのフィーバーの最中に発言していました。
 自民党にとってマニフェストとは「守らなくてもいいもの」なのでしょう。
 「事実上無力な特命担当大臣のポスト」と「守られる保障の無いマニフェスト」の二つだけで、自民党を応援するのは賢い選択なのでしょうか?
 これらの方法だと東国原知事の人気が利用されるだけで、事実上何も変わらないという事態に陥るのではないでしょうか?
 自民党としてはいきなり余所からやってきた人間に総理のイスを明け渡すのには抵抗があるのでしょうが、東国原知事の言う地方分権を実現させるためには彼が総理になるしか道は無いのではないでしょうか。
 東国原知事には変な妥協などしないで欲しいです。

 仮に自民党が東国原知事の要求を全て飲んだ上で自民党が選挙に勝ったとして、それでこの国は変わるのでしょうか?
 小泉改革が「抵抗勢力」によってなかなか進まなかったように、東国原知事のいう地方分権も自民党内から反発を受けて進まないのではないでしょうか。
 自民党議員としては選挙が終われば一休み。
 選挙前は色々と言うけれど、選挙が終わればまた今までの仕組みをそのまま残したまま、漫然と政治を行おうとするのがいつものパターンです。
 が、東国原知事が総理になったのならばかなり荒っぽいやり方が一つ出てきます。
 自民党内の抵抗勢力が姿を現したところでの解散総選挙です。
 郵政解散の時と同じパターンですね。
 そしてあの時と同じ様に「地方分権に賛成か反対か」で選挙を行う。
 郵政選挙の際は「誰でもいいから立候補させた」という印象の「小泉チルドレン」がいましたが、ここでもう一工夫です。
 今、橋下大阪府知事が「首長連合」というのを呼びかけています。
 大阪府内の市長などを集めて支持政党を表明しようといっているわけですけど、この動きの規模をもう少し拡大。
 全国の知事や市町村長に地方分権を訴えて賛同者を募ると同時に、彼ら自身を「東国原チルドレン」として国政選挙に立候補してもらうのです。
 各市町村長のポストが軒並み空っぽになったり、国政経験の無い人間が国会内に溢れかえる事になるので大きな不安はありますが、「地方分権だけ」は確実に実行できるでしょう。
 各市町村長はそれぞれに「地盤」があるわけですし、地方の現状もよくわかっているはず。
 その状態で郵政選挙ならぬ「地方分権選挙」を行えば、郵政選挙並の圧勝になる可能性もありそうです。
 実際にやらなくても「そういう選択肢もあるぞ」という意思表示さえしておけば、自民党の古参議員も東国原知事に対して公然と反対する事は出来ないでしょう。
 こういう方法を取るためにも「総理のイス」は必須条件です。
 本当に「地方分権」を実現させたいのならば、東国原知事が自民党に出した条件は「高過ぎるハードル」ではなく「最低条件」なのではないでしょうか。
 ここで東国原知事が妥協をすれば地方分権は実現せず、知事自身も「国政に出たかっただけ」という評価をされてしまいます。

 自民党にその人気を利用され、国民の意思をミスリードすればこの国はさらにおかしな方向へ進んでしまいます。
 東国原知事が自民から立候補しようが民主党が政権交代をしようが、選挙後にこの国が何も変わらず国民に失望感を与えてしまったら政治不信が進み、もう二度と立ち直れないかもしれません。
 そういう意味でも次の衆院選はこの国の大きな分岐点なのではないでしょうか。
 …それにしても東国原知事にしろ民主党にしろ、本当にこの国を動かしていけるのでしょうか?
 実際に今までやった事が無いので実力は未知数。
 どうなるのか全くわかりません。
 この「自民党以外に安心して政権を任せられる党がいない」、言い換えれば「与党のスペアが無い」のがこの国の不安要因の一つであり、自民党の長期単独政権の最大の弊害なのではないでしょうか。
 この「与党のスペア」を作るという視点で考えるならば東国原知事が自民党総裁になったとしても、民主党が政権を取った方が数十年先のこの国の政治にはプラスに働くと思うのですが。
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